日本国内のレモン(檸檬)の旬はいつ?国内の名産地はどこ?
レモンは年中スーパーで見かけますよね。
でも日本国内産のものが欲しい場合は、季節が限られているのです。
今回は、日本国内のレモンの旬や産地についてお伝えします。
レモンの原産地はヒマラヤ!世界や日本での名産地はどこ?
レモンの原産地はどこでしょう?
なんと、インドのヒマラヤ地方だそうです!
私はびっくりしました。
アメリカとか、ヨーロッパ(地中海あたり)だと思っていました。
日本で有名な「シチリアレモン」は9世紀からだそうです。
レモンは寒さに弱いです。
なので冬は暖かく、夏に乾燥する地域が適しています。
「地中海性気候」のところがいいんですね。
なので、現在はイタリアやスペイン、南カリフォルニアなどが産地として日本では有名です。
生産量世界トップはインドです。2位はメキシコです。
日本はレモンの多くを、アメリカ合衆国とチリから輸入してます。
日本国内の生産量トップは広島県です。
「瀬戸内レモン」という言葉をよく聞きますよね。
レモンは日本では、明治から栽培され、さかんになりました。
しかし、1964年の「レモンの自由化」で国内産は大打撃を受け、次第に生産量が減りました。
なので、1980年代に子どもだった私は、レモンは「サンキスト」(企業の名前)のイメージがあり、日本では作られてないもの、という思い込みがありました。
そういう人は多かったのではないでしょうか。
その後、農薬問題に関心が高まり、国産のレモンは人気を回復しました。
できるだけ「近い」ところの食品を食べるのが、やはり農薬も減らせて、いいんですよね。
他には愛媛県、和歌山県、高知県、佐賀県、長崎県、静岡県などで栽培されているそうです。
みかんができるところで栽培がさかんなような気がします。
日本国内のレモンの旬はいつ?
日本のレモンの旬はいつなんでしょう?
国内産は、10月から3月です。
はやいところでは9月から出回ります。
これは、長崎のレモンです。
緑色の時点で収穫されます。
黄色と緑で、特に味に変わりはありません。
だんだん黄色く変わっていきます。
あえて緑の状態の「グリーンレモン」として売られ、好まれる傾向もあります。
海外のレモンもいいんですが、やっぱり日本のレモンは、海外より近いところで生産されてるだけあって、フレッシュさが違うような気がします。
すごく香りがいいです。
また、農薬をできるだけ少なく栽培しているものなら、レモンティーやお菓子など、レモンの皮を使う料理にも安心して使えますよね。
レモンは魚にも肉にも合いますし、サラダにも使います。
マンゴーなどのフルーツを食べる時、苺などの果物ジャムを作るときにも必需品です。
ほんとうに大活躍のかんきつです。
さいごに
今回は、日本国内の「レモン」について、旬や産地をご紹介しました。
人類にとって、無くてはならないかんきつですよね。
レモンは乾燥させないように、ポリ袋に入れて冷蔵庫にいれれば、1か月はもつそうです。
ビタミンCが多く、クエン酸も豊富で、疲労回復、リフレッシュには最適なのは言うまでもありませんね。
料理の色んなアクセントに、ほんとうに使えるかんきつです。
常備して大活躍してもらいましょう!
★関連記事:邪気を払うから「じゃばら」(邪払)!じゃばらってどんなかんきつ?
★関連記事:レモンのはちみつ漬け!山田養蜂場のレモンのはちみつ漬けは食べやすくて便利!
★関連記事:柑橘類の「はるか」!レモンのように黄色いけど、酸っぱいの?旬はいつ?食べ方も知りたい!