【魚】キジハタはどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?(アコウ)

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【魚】キジハタはどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?(アコウ)

(2021年10月12日更新)

今回は「キジハタ」についてお伝えします。

関西では「アコウ」と呼ばれて親しまれている魚です。

 

漁獲量が少ないうえに、とてもおいしい魚ですので、高級魚となっています。

見かけたらその時がチャンスですのでぜひ食べてみてください(^^)/。

キジハタ(アコウ)はどんな魚?

キジハタ(別名:アコウ)は、ハタ族マハタ属の一種です。

おいしくて人気のハタの一族です(^^)。

 

日本国内では、日本海沿岸や瀬戸内海に多いです。

太平洋側よりも日本海側のほうが多く獲れます。

 

釣りの対象としても人気です。

動画サイトで「キジハタ」と検索すると、釣り関連の動画がブワッと上がってきます。

 

体長は40センチくらいのものが多いです。

顔つきががっしりとしています。

 

長命の魚で、40センチくらいのものは3年から6年は生きているそうです。

長いもので20年を超して生きているものもいるそうですよ。

 

  

非常に美味の魚であり、水揚げも多くはないので、高級魚として取引されます。

なので一般のスーパーにあまり並ぶことはありません。

 

料理屋さんで扱われていることが多いでしょう。

お店でみかけたらぜひ食べてみるのをおすすめします。

 

 

キジハタは関西で多く使われる魚!「アコウ」と呼ばれている!

キジハタは「西の魚」のイメージがあります。

関西では「アコウ」と呼ばれ人気のある魚です。

 

夏に薄造りで食べるそうで、夏の風物詩となっています。

 

旬は春から夏とされています。

 

 

キジハタ(アコウ)は性転換する魚!

キジハタは、「性転換」するそうです。

 

最初に成熟すると、まず「メス」になります。

ここで子を持ち、産卵します。

 

さらに大きくなりますと、「オス」に変わります。

これを「雌性先熟型」と呼びます。

 

まずは産卵をし、次はオスとして生きていくという一生です。

 

 

キジハタは蒸し物がごちそう!刺身やアラ汁もおいしい!!

キジハタは中華風の蒸し物料理がかなりおいしいそうです。

海外でも高値のつく魚です。

 

刺身は非常においしいです。

若干コリッとした食感で、歯ごたえを感じました。

 

最初水分を多く感じますが、よく噛んで味わっているうちに、じわじわと旨みと感じました。

非常に美味です。

 

関西で珍重されるのがよくわかります。

「冬のフグ、夏のアコウ」と言われているそうですよ。

 

他には唐揚げもおいしいそうです。

 

煮付けも美味です。

もっちりとした身質です。

味も良く、非常においしい煮魚になります。

 

刺身にするよりも歩留まり多く食べられるし、この魚のおいしさが感じられるので、個人的には煮魚がおすすめです(^^)/。

 

アラを手に入れたら、アラ汁や潮汁、鍋材料にするといいと思います。

 

塩を振り、熱湯をかけて、冷水で洗い、頭などにある取り切れていないウロコや汚れを落としてから使います。

 

昆布を入れた水に入れ、加熱してふっとうさせ、しばらく煮てダシを出します。

そこに、今回は野菜や豆腐を入れ、豚肉も足し、鍋物にしてみました。

 

野菜にもうまみが染み込み、たくさん野菜が食べられました。

かなり良いダシが出ていて、汁もすごくおいしかったです。

 

アラを使いましたので、食べたあとは一度濾し、もういちど沸かしてうどんを入れて締めました。

とてもおいしかったので、こういう方法もおすすめです(^^)/。

 

旬は春から夏とされていますが、通年水揚げはあり、買うことができればラッキーくらいの魚です。

どんな時期でもまちがいなくおいしいです。

できるだけ新鮮なものに出会えるといいですね。

 

さいごに

今回は「キジハタ(アコウ)」についてお伝えしました。

非常においしい魚で希少価値が高いので、高級魚となっています。

 

今後もし漁獲が増え、流通も多くなれば、ぜひおすすめしたい魚です。

 

皮の色と斑点の見た目が苦手…という人もいますが、味は非常においしいので、分かる人にはもうおいしいものとしか見えないと思います。

淡白で上品な味、かつうまみもあるおいしい魚です。

機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。

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