おいしいわさびが食べたい!チューブわさびは美味しくないのか?

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おいしいわさびが食べたい!チューブわさびは美味しくないのか?

いいマグロのサクを手に入れました!

でも、「わさび」はどうですか?

そのわさびに、本当に満足していますか?

 

「チューブわさびはおいしくない…」

なんて思っている方も多いです。

でも、ほんとうにおいしいわさびチューブは、あるのです!

 

今回は、チューブわさび製造の仕組みと、意外と手軽に手に入るおいしいチューブわさびをご紹介します!

おいしいわさびは、ツーンとするのか?ほんとうのわさびとは?

わさびは、「ツーン」とするものと思っていませんか?

すりおろしたわさびそのものは、本当は、そんなに辛くないのです。

むしろ、「甘み」を感じることすらあります。

 

「辛味」の持続が、じつは少ない香辛料なのです。

わさびを実際にすりおろして、すぐに食べても、なんと、辛味は感じないのです!

 

しばらく空気に触れさせておいておかない(3~4分)と、辛味は発生しないのです!

 

そして、またしばらくすると、辛味は消えていきます。

わさびは清流で育てられる、繊細な植物なのは有名ですが、食べる時も繊細なのですね!

 

さて、このような本来のわさびなのですが、市販のチューブわさびって、何日おいておいても、「ツーン」がしっかり残っていますよね?

 

これはどうしてでしょうか?

それは「添加物」によるものなのです。

 

わさびはチューブ、というのが現在は常識ですね。

しかし、この辛みをチューブの中でとどめておくために、合成保存料などをつかっている場合があるのです。

 

チューブわさびの中身…。衝撃の事実!

西洋にも「わさび」があるのをご存知ですか?

「ホースラディッシュ」という、いわゆる「西洋わさび」です。

 

 

ステーキや、ローストビーフの付け合わせにおいしい、あの白っぽいスパイスですね。

日本のチューブわさびの中には、なんと、この西洋わさびを使用しているものがあるのです!というより、多いです!

 

市販のわさび売り場で見かけるチューブわさびには、「本わさび」と、わざわざ「本」を付けているものがあるのにお気づきでしょうか?

 

なぜ「本」という文字がついているのでしょうか?

西洋わさびとの識別のために、日本古来のわさびを「本わさび」と呼んでいるからです。

 

 

そして、わさびチューブを作るときは、この「本わさび」の割合が、50%以上ならば、「国産」と表示できるのです!

 

なので、例えば、国産わさびが50.9%、ホースラディッシュが49.1%でも「国産」と表記できちゃいます!

 

ちょっと、びっくりではないですか?

 

 

西洋わさびがほとんど半分にも関わらず、50%を少しでも切っていれば、「国産」と言えるのです!

 

 

西洋わさびは、デリケートな日本古来のわさびとは違い、栽培が非常に簡単です。

しかもサイズも大きいので、効率的に量産が可能です。

 

 

しかし、西洋わさびのすりおろしたものの色は、「白」です。

 

日本人にとって、わさびは、あの緑色ですよね。

 

西洋わさびを半分近く使っていては、あの緑の印象を持っている人に買ってもらえません。

 

 

なので、緑色にする必要があり、結局は着色料を使うことになるのです。

 

 

おいしいチューブわさびとは?どんなものを選べばいいのか?

 

 

おいしいわさびは、本わさびをほとんど使用しており、着色料や保存料、香料を使っていないものを選ぶといいでしょう。

その識別は、食品のパッケージに必ずある、表示を見ることで確認できますよ。

 

 

 

作り方にこだわりをもつ「和高スパイス」のおろしわさびチューブ!

 

 

チューブわさびのいちばんのおすすめは、「和高スパイス」というメーカーの、「おろし本わさび(チューブ)」です。

 

 

国産の本わさびのみを使用し、添加物と副原料を可能な限り減らしています。

なおかつ、GMO対策(遺伝子組み換えでない食品を使うこと)を徹底した本わさびです。

 

 

こちらは、なんと、冷蔵保存であり、販売も冷蔵ショーケースに売られています。

 

本わさびを使用し、添加物を極限にまで減らすと、販売は冷蔵でしかできない、とのことです。

 

さて、この和高スパイスさんの商品、どこで買えるかといいますと…。

 

 

生活クラブ生協です。

 

 

この製法を守って流通させることが可能なのは、他のスーパーでは難しく、生活クラブ生協のみが流通を実現させている、とのことです。

 

なので、このわさびに興味がある方は、生活クラブのHPを調べてみてくださいね。

さいごに

 

 

今回は、「チューブわさび」とはどのようなものか、そして、本わさびと西洋わさびの違い、チューブわさびを作るときの製造法の一部についてもお伝えしました。

 

そして、「チューブわさびは美味しくない」という、多くの人が持っている印象を見事にくつがえす、「和高スパイス」さんの、チューブわさびをご紹介しました。

 

わさびは、メインの刺身の添え物にすぎない…。
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、口にする食品のひとつひとつを丁寧に検証し、手に入れて使用していくことで、ストレスなくおいしさを感じることができます。

「おいしい」、と思うことが、日々の生活の幸せにつながっていきます。

わさびについても、今一度、ていねいに見てみることをおすすめします。

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