「せとか」はどんなかんきつ?実るまでが大変!?ジューシーで甘い!

「せとか」はどんなかんきつ?実るまでが大変!?ジューシーで甘い!

(2020年5月28日更新)

「せとか」は、2000年以降に現れた、比較的新しいかんきつ類です。

味もよく、高級かんきつとして、贈答品にも良く使われます。

なかなか育てるのが難しいそうですよ。

どんなかんきつ類なのでしょうか?

今回は、せとかについてお伝えします!

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「せとか」はこんなかんきつ類!

年末年始に温州みかんの盛りがあります。

そして1月も半ばを過ぎると、だんだん他の柑橘類の種類が増えてきます。

この時期に出回り始める「せとか」は、「清美」と「アンコール」の交雑種にさらに「マーコット」を掛け合わせてできた品種です。

 

3種類の品種が掛け合わされているからか、育てるのが非常に難しいです。

味は、とてもいいので人気があります。

育てるのが難しく、味がいい、ということは、希少価値があり、価格も高くなります。

 

清美、アンコール、マーコット、という3種の掛け合わせの複雑な交配のため、樹そのものの力がどうしても弱くなります。

そうすると、病気になりやすくなります。

消毒などをしない有機栽培のものになりますと、さらに難しさは増します。

特に「黒点病」という病気は、皮にブツブツができてしまうため、「器量」が悪くなってしまいます。

(※黒点病は、雨の多い時期に枯れ枝などから出る菌に感染し、果実の皮に斑点ができてしまう病気です)

 

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せとかの外見!

私が購入したものは、下の写真の通りでした。(愛媛の無茶々園産。)

素人からすると、痛々しさすら、感じてしまいます。(これでも、少ないほうだそうです)。

 

せとかは、他のかんきつよりも、どうしてもこうなってしまうのです。

スーパーでも贈答品レベルのものでも、多少のぶつぶつが見られました。

 

ブツブツのないものは、消毒をしていたとしても、そうとうめずらしく、高級になるのではないかと思います。

このブツブツは梅雨など雨の多い時期に、菌と戦った記録、とも言えます。

 

 

 

あまり強くはない子が、厳しい気候を耐え抜いて、生き残り、最終的には甘くて深い味の果実になる…。

こう考えると、このブツブツも、「よく頑張ったね、よくぞ生き残ったね!」としか言えなくなりますね。

 

味は本当においしい!新鮮なうちにどうぞ!

切ってみると、この通りです!

皮が薄いです!

持った感じは大きさの割にずっしりしていますよ。

 

中身がぎっしり詰まっている感じです。

非常にジューシーです。切った瞬間、外見とは程遠い鮮やかな中身があらわれます。

皮の独特のしなやかさと固さも、この輝くばかりの中身を守るためなのか、と感慨深くなります。

(こうやって切って手で剥くのですが、皮は薄くてしっかりめなので、意外と力とコツが必要でした。)

 

味は、濃厚です。コクと深みがあり、口に入れた瞬間から複雑な味を感じます。

かなりおいしいかんきつですので、器量が多少良くなくても、他のかんきつよりも高級とされるのが良くわかります。

 

 

オレンジの色が濃いですね。

上の写真の切り方が食べやすかったです。

「もう一度食べたい!」と必ず思わされるおいしさです。

 

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さいごに

今回は、高級かんきつであるせとかについてお伝えしました。

3種のかんきつの掛け合わせであり、もともと樹の力が弱く、皮が病気になりやすいかんきつです。

 

雨の多い時期、病原菌と戦い、生き抜いて、最後にはかんきつの中でも最高峰と言われる味に実っていく…。

このせとかの1年を思うと、ついつい感動してしまいます。

 

せとかのおいしさと、皮の見た目のギャップから、このかんきつが生き抜く過酷さ、農家さんの苦労(トゲが多くて大変らしい…)を感じます。

 

とにもかくにも、おいしすぎて、クセになります!

価格は安くても1個170円ほどはしますが、せとかの出回る時期はちょうど、スギ花粉の厳しい3月になります。

春先の厳しい気候を生き抜く私たちへのご褒美として、食べてみてもいいのではないでしょうか。

 

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