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【かんきつ類】小さくてかわいい黄金柑(おうごんかん)!どんな果物?旬の時期や主な産地は?
(2021年4月23日更新)
「黄金柑(おうごんかん)」というかんきつ類があります。
あまりスーパーでは見かけないかもしれません。
酸っぱくなく、甘くておいしいおすすめのかんきつなんですよ。
今回は「黄金柑」についてお伝えします。
黄金柑(おうごんかん)はどんな果物?
黄金柑(おうごんかん)
は、ミカン科ミカン属のかんきつです。
明治時代の鹿児島県にて栽培が始まったと言われています。
自然交配により生まれた、雑柑類と考えられています。
黄金柑は、あまり大きくはありません。
直径5センチほどで、重さも70g~90gほどの、みかんよりも小さなかんきつです。
かんきつ類としては小さい方で、すだちやカボスとおなじくらいの大きさです。
はじめはスダチが黄色くなったのを売っているのかと思いました。
黄金柑(おうごんかん)の主な産地は?
現在の黄金柑の主な産地は、静岡県や神奈川県です。
写真の黄金柑は、静岡県産です。
まだまだ出回るのが少ない種です。
神奈川県や静岡県内の直売所で買うか、通販で買うのが手に入りやすい方法でしょう。
農家と直接取り引きのある、生協やスーパーが扱えば、そこで買えるかもしれないです。
黄金柑の味の特徴は?
黄金柑は、あざやかなレモンイエローですが、実際にはそんなに酸っぱくはありません。
味は、非常にさわやかで、香りがとてもいいです。
食べるとジューシーで、甘味がけっこう強いので、初めて食べるとびっくりします。
皮はうすく、しっかりとした実です。
ユズやレモン、すだちをもっと甘くしたような、ほどよい酸味のある甘さで、味もいいです。
独特の味と香りがします。
この香りは「日向夏」に似ているという人もいます。
黄金柑の食べ方は?
上のヘタとその周辺を、ナイフか手で取り除き、あとはくるくるとむくようなイメージでむくと、上の写真のように、小さめのみかんの状態になります。
薄皮は、食べられますが、時々、個体によっては気になるので、果汁を食べたら取り出してもいいでしょう。
小さいので、薄皮をむきながら食べるのはちょっとめんどくさいです。
他には、4つから8つに縦に切り、果肉をパクっと食べる方法でも食べやすかったです。
小さいものは、外皮をむいて、房に分けて食べるほうがいいかもしれません。
ちなみに、色んな大きさの黄金柑を手に入れたので食べ比べてみましたが、黄金柑は、小さい方が食べやすくておいしいと思いました。
大きく育ってしまったものは、皮が固くて、手でむけませんでした。
ナイフや、かんきつ用の皮むきの器具などを使うといいと思います。
大きいものは外の皮も厚くて固いですが、中の皮も固かったです。
味も、小さいものにくらべて大味の傾向でした。
他の食べ方としては、大量に手に入った場合などは、ジャムやゼリーに加工するとおいしいそうです。
毎年作っている方もいます。
ハチミツをかけて食べるのもおいしいです。
スマイルカットにした黄金柑を、ぱくっと食べる直前に、ハチミツをたらして、一緒に食べるのです。
すごくおいしかったです!
グレープフルーツにハチミツをかけるような感覚と同じです。おすすめです(^^)/。
黄金柑の旬や入手できる時期はいつ?
黄金柑は、ユズ、カボス、すだちのようにお酢のかわりになるほど酸っぱくはありません。
かといって、温州みかんほど甘いわけでもありません。
文旦系の苦みと酸味とさわやかさが好きな方には非常におすすめです。
これを食べると、はまる人が多いらしく、通販ではすぐ売り切れてしまうそうです。
収穫されはじめるのは、2月下旬からです。
最盛期は3月から4月です。ゴールデンウィークまで続きます。
そして、食べごろは、3月下旬から4月いっぱいです。
小さいので、手間がかかるせいか、農家もあまり仕事としてはやりたがらない品種と言われています。
でもおいしいので、自分たち用に育てている農家さんもいるそうです。
黄金柑は、現在は「知る人ぞ知る」存在のかんきつです。
2月ごろから、黄金柑を扱っているかんきつ直販サイトをこまめに見て、買うチャンスを逃さないようにするのが一番入手できる方法かもしれません。
また、果物店で販売されている可能性もあります。
生協によっては、入荷することもあります。←私は生協で買いました。
他のかんきつと比べ、出会える確率が低いかもしれませんが、もし見かけることがあれば、ぜひ買って食べてみてください。
さいごに
今回は「黄金柑(おうごんかん)」についてお伝えしました。
すだちのような大きさ(ゴルフボールくらい)の、甘くてさわやかなおいしいかんきつです。
売っているのを見かけたら、その時がチャンスです。
このかんきつに「次」はないと思って、出会いを大事にして買ってみてください(^^)/。
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