春の味覚「つくし」!どんなところに生えてる?どうやって食べる?

野に生えている「つくし」は食べられます!どんなところに生えているのか?食べ方は?

つくしは、関東ならば、3月下旬から見られ始めます。

4月半ばにはもう姿を消し、「スギナ」だけになっています。

このつくしは、食べられる野草です。

なので、好きな方は「つくしスポット」を知っていて、毎年楽しみにしていたりします。

 

お庭に大量に生えるからと、フリマアプリで売る方もいるとか。

八百屋でみかけた、という人もいます。

 

しかし、基本的には、農家が栽培しているわけでもないので、自力で見つけるしかありません。

もし、手に入った場合、どうやって食べるのでしょうか?

今回は食べられる野草、「つくし」についてお伝えします。

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「つくし」とはどんな植物?

つくしとは、スギナ科の植物です。

実際に見たことなくても、テレビやメディアで何らかの形でみたことがあるでしょう。

「スギナ」とは以下のような植物です。

上の写真の植物は、あらゆる場所で見たことがあるかもしれません。

グリーンの、木の杉に似た状態の植物を「スギナ」と言います。

それと、地下でつながって、春の時期に2週間くらい姿を現すのが、「つくし」です。

厳密にいうと、つくしは、スギナの子ども、というわけではありません。

つくしは、胞子を持っています。上のマツカサ状の部分を開き、胞子を飛ばし、スギナを増やそうとします。

 

スギナは固くて、とても食べようという気にはならないものです。

しかし、つくしは、触れてみると非常にやわらかいです。

 

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つくしの食べ方

つくしには、「はかま」があります。

アスパラガスの節々にある、あのはかまとおなじです。

水にひたし、ひとつひとつ取り除きます。

 

ふきを処理するときのように、手が黒く染まってしまうかもしれません。

気になる場合は、やりにくくはなりますが、手袋をしてください。

 

茹でるのは、15秒くらいの「さっと」でいいです。

そもそも、非常にやわらかく、たけのこのような強烈なアクもありません。

茹ですぎるとクタクタになり、食べるところも少なくなってしまいます(;^_^A。

 

本当は、胞子を飛ばしてない、穂先が閉まっているものがおいしいそうなのですが、私の場合は全く気にせず食べています。

そもそも、つくしはお店で売っているものではありません。

見つけた時に穂先が閉じているものにいつも出会えるとはかぎりません。

なのであまり気にしてもいられない、というのが実情です。

 

私は、茹で上げたつくしに醤油(めんつゆもOK)と鰹節をかけて食べる、「おひたし」がいちばん簡単で好きです。

中には、バター炒めにしたり、炊き込みご飯にする人もいます。

しかし、穂先の見た目が見た目なので、あれがご飯に混ざっているのは抵抗感を持つ人もいるのではないかと想像します(;^ω^)。

 

つくしはどんな所に生えているのか?

つくしは、どこに行けば生えているのか。

これが、いちばんの難しい問題です。

たけのこはいいのです。それを仕事にしている方がいるので、お金があれば、買えてしまいます。

 

つくしは、基本、販売する人はいません。フリマアプリでも、「売ろう」と思う人がいなければ買えません。

そうなると、自力で見つけるしかありません。

 

長年、つくしウォッチをしていますが、つくしではなく、いきなりスギナが生えるパターンが多くなり、なかなか厳しいな、と思っています。

生えていても、自動車が激しく通るところや、人通りの多いところ、犬がよく散歩しているところ、飲めない水が流れているようなところなどからは、ちょっと収穫したくないですよね。

 

これは、ここに生えてるよ!みたいなピンポイント情報はお伝えできません。不可能です。

生えているのを見つけて、そこが直感的に大丈夫そうなら、収穫して食べてみてください、ということしか言えません。

そもそも、つくしというのは、「雰囲気たべもの」だと思っています。

少しだけ食べて、春の季節感を食からも味わうものだと思うのです。

それは、他の山菜類や、たけのこにも言えることだと思います。

 

つくしの生えるところには「傾向」はあるな、と思います。

近年、どこも「再開発」をしていますよね。

お年寄りが土地を売り、そこを掘り返して地ならしして、新築や新店舗ができる…これも「再開発」、とします。

 

私の個人的感想ですが、まず、そんな「再開発」をしてしまった地面からは、「スギナ」は生えたとしても、つくしは出てきてないと思います。

 

逆に古いお宅の庭とか、何十年も「掘り返して」ない公園の一角とか、とにかく工事的な手にかかっていない土地に、生えているような気がするのです。

 

「つくしスポット」的なところが、誰かの手に渡り、掘り返されて違う建造物になると、もう生えてきていません。

 

だから、つくしというのは古い、馴染みのある土地、地面にしか生えないのではないかな、と思っています。

掘り返して、新しく建物ができても、そこにつくしがあったところならば、10年くらいして「復活」している場合もあります。

つくしにここまで興味があればなのですが(;^_^A、長い目で観察してみてください。

 

つくしの意外なお話

長年、つくしをなんとなく観察してきて、つくしというのは、デリケートな奴だな、と思っていました。

しかし、最近、意外なことを知りました。

つくしというか、スギナは、「地獄草」と言われてるそうなんです。

「難防除雑草」とされているそうです。

取り除くのが大変な、雑草、ということですね。

だから、除草に関わる方には、かなりたいへんな植物である、ということです(おつかれさまでございます(;^_^A)。

 

私は、ただのんきにつくしを愛する人間でしたので、ここはちょっと反省どころでした。

非常にやっかいで、たいへんな思いもしている方もいるそうです。

なにせ、広島に原爆が落ち、50年は緑が戻らないだろうと言われていたところに、最初に現れたのが「スギナ」だったそうです!

地獄のえんま様のおうちにまで届いてる、と言われているくらい根が深い草で、地下で広範なネットワークをひらいているので、取り除いても取り除ききれないたいへんな草だとのことです。

これは知りませんでした。

 

しかし、都心ではつくしは、ほどんど見られないので、人間の「開発」というものも、スギナのネットワーク力を上回る強烈さを持つのではないか、とまた逆に思った次第です。

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さいごに

今回は、春の一瞬にあらわれる、不思議なかわいい「つくし」についてお伝えしました。

東京ではなかなか生えているスポットが見つからないですが、逆にそのスポットがある人には、人に売るほどあったり、「雑草」として格闘している方もいることがわかりました。

もし手に入れば、難しく考えず、とにかく「はかま」を取って、さっと湯がいて、おひたしにして食べてみてください。

山の奥深くにあるわけでなく、人里近くに生えている、なんだか憎めない、愛嬌のある植物です。

 

季節感は、生活の中で気持ちにエネルギーをくれる、大切な感覚だと思います。

つくしんぼを見つけたら、数秒でもいいから、「春だ~~」と気分を味わってください!

 

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