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【魚】シタビラメはヒラメじゃない?!おいしいおすすめの魚!旬はいつ?
(2020年9月15日・12月31日・2021年7月23日・28日更新)
今回は、「シタビラメ」についてお伝えします。
あまりスーパーでは見かけないかもしれません。
大きいものは、高級魚となります。
もし見つけたら買って食べてみてください。
この魚自体が味がよいので、カンタンな調理法で確実においしく食べられますよ(^^)/。
「シタビラメ」には複数の種類が存在している!
一般的に「シタビラメ」と呼んでいる魚には、複数の種類があります。
上の写真のシタビラメは「アカシタビラメ」です。
ウシノシタ科の魚です。
「ウシノシタ」はまさに「牛の舌」です。
牛の舌のような平べったい魚ということでこの名前が付いたんですね。
「カレイ目ウシノシタ科」の魚です。
実は、ヒラメの仲間ではないのです。
しかし、目の位置がヒラメと同じだそうで、体も扁平なことから、一般の呼び名は「舌平目」となっています。
写真の舌平目は、周囲が赤っぽいです。
アカシタビラメと呼ばれ、味がおいしいとされています。
「アカシタビラメ」と「イヌノシタ」を一緒にして「アカシタビラメ」として流通することも多いとか。
上2つの見分けは難しいそうです。
結局、赤っぽいシタビラメの場合は「アカシタビラメ」と思っていいみたいです。
家庭料理として使うぶんには、あまり関係はなさそうですね。
黒いシタビラメは「クロウシノシタ」!
黒いシタビラメもいます。
「クロウシノシタ」です。
「クロシタビラメ」「クロシタ」などと呼ばれています。
こちらは「ウシノシタ科」ですが「タイワンシタビラメ属」の一種になります。
(シタビラメの世界は少々ややこしいですね…(^_^;)。)
クロシタビラメは、アカシタビラメと比較すると、身は薄めです。
そのぶん身が引き締まっているそうです。
赤と黒、どちらがいいかは好みになると思います。
価格も、どちらも若干高値がつきます。
シタビラメは頭部分が小さい!
頭の部分は小さいです。
エラ蓋もとても小さく、体長が小さいと、ここからエラとワタを取り除くのが難しいこともあります。
エラがとりづらい場合は、頭から落としてしまっても大丈夫です。
シタビラメの旬はいつ?
シタビラメの旬は冬から初夏にかけてで、約半年以上あります。
しかし通年水揚げはあります。
時期がはずれていたとしても、安定しておいしいと言われています。
シタビラメのおいしい食べ方は?
シタビラメは「ムニエル」がおいしいです。
ムニエルのレシピは、以下の通りです。
●塩コショウをしたら、牛乳に5分くらいひたすと、臭みは取れます。
●次に小麦粉をつけてはたき、オリーブオイルで両面をこんがりと焼きます。
●薄いので、すぐに焼きあがります。
●仕上げにバターを加熱して香りづけすると最高です。
●合いそうなハーブ(バジル、オレガノなどがブレンドされて市販されている「ハーブミックス」とか、セージ、パセリ)を、焼くときに散らすと完ぺきですが、無くても十分です。
ムニエル以外のおすすめ調理法
刺身。これは実はレアケースです。新鮮な魚を食べさせるお店や寿司店でこれがある時があるらしいです。もし機会があったら食べてみたいです。
天ぷら。白身が淡白で柔らかいので、キスやノドグロ、ホウボウのように、確かに天ぷらに合うと思い、例に挙げました。
煮つけ。これはおうちで簡単にできます。酒とみりんと醤油と生姜で、さっと煮てしまいましょう。
他には塩焼きや、唐揚げ、塩を振って一晩おく「一夜干し」など。
薄くて、おろすには難易度が高いので、刺身は難しいかもしれません。
しかし、焼くとか、揚げるとか、煮るとか、そのまんま調理できる方法が簡単だし、美味しいのは確実です。
そもそもが非常に美味な魚です。
カンタンにシンプルに調理して、その淡白ながら複雑なおいしさを存分に堪能しましょう(^^)/。
個人的には、シタビラメは皮をむいてもむかなくてもどちらでも良いような気がします。
しかし、むいて食べるほうが食べやすいのかもしれません。
むかないで食べる場合は、しっかりとウロコを落としましょう。
こちらは、クロシタビラメの皮をむき、バター焼きにしたものです。
独特の旨みを持つ身に、バターの風味がまとわりつき、濃厚でコクのあるおいしいソテーになりました。
身もとりやすいです。
パサパサしていません。
骨がけっこう多いので、そこだけ気をつけて食べます。
皮をむいてバター焼きにしたら、むいた皮も捨てないでカリカリに焼いて食べるとおいしいですよ(^^)/。
身も皮もおいしい、味わい深い魚です。
さいごに
今回は「舌平目」についてお伝えしました。
魚そのものがいい味を持っていますので、カンタンな料理でもかなりおいしくなります。
淡白ながら味が複雑で濃厚でおいしいです。
身もホロホロとして、白身魚が好きな方には確実におすすめの魚です(^^)/。
大きいのが手に入ると、頭のあたりまで肉厚で食べごたえがあります。
手に入るとラッキーです。
高級魚と言われていますが、小さいものであれば、さほど高価ではありません。
気軽に、焼くだけでおいしく食べることができるから、調理の手間を考えると、こんなに楽でおいしい魚はないなあ、と思います。
見た目が、扁平でユニークな顔立ちだし、ヨーロッパでは「靴底」なんて名前で、散々な呼ばれ方の舌平目です(^_^;)。
しかし味はほんとうにおいしく上品で、びっくりします。
味に関してはハズレはないはずですので、ぜひ気軽に食べてみてください(^^)/。
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