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【魚】イサキはどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?
(2020年6月2日・9月27日・2021年7月2日・2022年5月13日更新)
今回は「イサキ」についてお伝えします。
イサキは昔からよく焼き魚として扱われてきました。
しかし、最近は鮮度がよければ刺身で食べることも多くなったそうです。
私は刺身が好きなので、イサキといえば、刺身で、と思ってしまいます。
特に梅雨の時期のイサキは「梅雨イサキ」と呼ばれ、おいしいですよ(^^)/。
イサキはどんな魚?
イサキはスズキ目イサキ科の魚です。
大きさは40センチくらいまで成長します。
幼魚だと、縞模様がはっきりしていますが、大きくなると薄くなり、上の写真のような茶色っぽいような灰色のような色合いになります。
一見地味な見た目ですが、とてもおいしい魚です。
上の写真は、イサキが海で泳いでいる様子です。
縦縞が目立つ、しなやかな動きをするお魚ですね。
(この個体は小さいかもしれません。)
魚屋やスーパーの鮮魚コーナーではけっこう見かける魚です。
年間を通して流通がある魚です。
大きいものは40センチ以上になりますが、小さいものも入荷することがあります。
小さいものは、そのまま塩焼きに向いています。
長崎や福岡などの九州から、関東へ入ってくることが多いと思います。
もちろん、他の地域からも入ってきます。
私は、イサキは「九州の魚」というイメージがあります。
上品な白身で、味のいい魚です(^^)。
イサキの旬はいつ?
イサキの旬は、「初夏から夏」と言われています。5月から7月です。
特に6月がいい、と言われています。
それ以降は産卵期になります。
梅雨時あたりまでのイサキは「旬」であり、おいしいです。
「梅雨イサキ」とも呼ばれます。
この時期のイサキの刺身は、脂がのっていて、ほんとうにおいしいですよ(^^)/。
この時期はよく流通していると思います。
旬のイサキは、塩焼きももちろん美味ですが、なんといっても「刺身」がおすすめです。
旬のイサキの刺身は、脂が乗っています。
赤い模様のあたりに、うっすらと脂が浮いているのが見てもわかるくらいな時があり、かなりおいしいです。
ここの模様のところに旨みがあるように、私は感じます。
ふつうにわさび醤油が最高です。
カルパッチョもいいと思いますよ!
イサキのおいしい食べ方は?
イサキは、でっぷりとした感じの、持って重みを感じるものを選ぶといいと思います。
いい個体は、ほんとうにずっしりとしています。
小さいサイズも見たことがありますが、 イノシシの子ども「瓜坊(うりぼう)」のように、縦縞がはっきりとしています。
イサキの小さいのを「ウリボウ」と呼んだりするそうです。
イノシシの「ウリボウ」もかわいいですが、イサキの「ウリボウ」もなかなかかわいいですよ(^^)。
小さい個体は、塩焼きや煮付けにするのがおすすめです。
イサキは構造や大きさからして、そんなにさばくのは難しくないと思います。
動画が参考になります。↓↓
アジやイサキ、小鯛など、小さくても構造がしっかりとしてわかりやすい、そんなに高価ではない魚を何度かさばいていると、だんだん構造がわかってきて、できるようになってきます。
もしぐちゃぐちゃになってしまっても、アジならタタキやなめろうにすればいいですし、
小鯛やイサキは塩コショーして、オリーブオイルとにんにくも使ってアクアパッツアに切り替えてしまうのもいいと思います。
上は、イサキを3枚おろしにして、皮をむいている状態です。
自分でやったので、あまりキレイではありません(^o^;)。
(イサキ系の魚の、皮をむいたあとは、みんな似たような模様だなあと、いつも思います。)
これをお好みの厚さにスライスしていきます。
私は、直感にまかせて、自分がこう切ったらおいしいかも、と難しく考えずに切ってしまっています。
そして食べてみて、次はこうやって切ろう、とか考えます。
魚の扱いはあまり難しく考えず気楽にやると、無理せず食べ続けられていいのではないか、と思います。
イサキの卵はおいしい!!
イサキは、卵(真子)もおいしいです。
「梅雨イサキ」には、真子が入っている確率は高いです。
見た目・大きさがスケソウダラの子(たらこ)になんだか似ています。
煮魚と同じような味付で煮て食べるとかなりおいしいですよ。
機会があればぜひ食べてみてください。
さいごに
今回は、イサキついてお伝えしました。
刺身、塩焼き、煮付け、アクアパッツアなど、地味な見た目ですがとても扱いやすい、おいしい魚です。
特に梅雨の時期のイサキは鯛をも超えるとも言われるくらい、おいしいことが多いですよ。
ぜひ気軽に食べてみてください(^^)/。
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