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見た目は怖いけど、気楽に食べよう!カジカ(鰍)は上品な味のおいしい魚!
(2020年10月9日更新)
カジカ(鰍)という魚、見たことありますか?
カサゴやアンコウに似た、ゴツイ顔といでたちのお魚です。
なかなか東京のスーパーまで出回りませんが、東北や北海道ではポピュラーなお魚です。
「捨てるところがない」と言われ、非常においしいとされる魚です。
関東でもまれに売っている場合があり、もし見かけたらせっかくのチャンスなので気楽に食べてみていただきたい魚です。
今回は「カジカ(鰍)」についてお伝えします。
(※今回は海にいる「カジカ」です。)
カジカはこんな魚です!
釣り好き、魚好き、なら知っている方も多い魚です。
東北や北海道の、冬の魚です。
まれに、東京でも売っているのを見たことがあります。
非常においしい魚です。
お店で出会ったなら、ぜひチャレンジしていただきたいです。
この魚の扱い(さばき方など)は、難しそうに思えるかもしれません。
動画で見るとすごく面白いので、以下にご紹介します(^^)/。
さばくところから、肝や魚卵の扱い方、気を付けるべき寄生虫、カジカ汁の作り方まで、一通り学べる、すばらしい動画ですよ(^^)↓
このカジカは、「ギスカジカ」と思われます。
違っていたらごめんなさいm(_ _)m。
あらかじめ、「鍋用」にぶつ切りにして売っていることもあります!
数年前、東京で、アンコウのように鍋用にぶつ切りにしてあるパックを見つけ、購入したことがあります。
西日本育ちなので、北の魚は苦手意識があるのですが、ぶつ切りになってるのなら…と思い、買いました。
(写真出典:Amazon)
こんな感じのぶつ切りです。2~3人前用に、もっと量は少なかったですが。
塩をして、熱湯をかけ、流水でさっと洗うという、魚のアラ汁を作る時と同じような下処理だけちゃんとすれば、簡単に魚の味噌汁は作れます。
この魚を使うと、北海道の有名な料理、「カジカ汁」になります。
「カジカ汁」と検索するだけで、けっこうレシピが出ます。
東北や北海道では日常的に作られている料理なのですね。
見た目はゴツイ魚ですが、味は淡白で複雑、非常においしい魚です。
ダシも、いいのがとれます。他の魚にはない、独特のうまみです。
あまりにものうまさに、ペロリと平らげてしまい、鍋をつっついてしまうくらいだ、ということで、「鍋こわし」の異名をも持っています。
食べたことなくて、見た目から食わず嫌いになっている方、もったいないですよ!
さいごに
今回は、東京より西の人にはあまりなじみのない魚と思われる、「カジカ」をご紹介しました。
私も九州や四国の魚は慣れているのですが、カジカはここ数年で知った魚です。
鍋にすると、びっくりするくらいおいしい魚です。
見た目はごつくて怖いけど、味は非常にいい魚です。
東京ではあまり売っていませんが、「カジカ(鰍)」と書かれたパックをもし見かけたら、すごくいい機会なのでぜひ買って食べてみてくださいね!
唐揚げにしてもおいしいそうですよ。
★関連:時鮭。アラ汁の作り方も載ってます!