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【魚】「メカジキ」はどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?

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【魚】「メカジキ」はどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?

(2021年5月1日更新)

「メカジキ」は、切り身がよくスーパーに売られています。

気軽に使えて、難しくない、おいしい魚です。

今回は「メカジキ」についてお伝えします。

「メカジキ」はどんな魚?

メカジキは、スズキ目メカジキ科の魚です。

マカジキに比べ、眼が大きいとか、マカジキに比べて体つきが女性っぽい、ということから「女梶木」と名付けられたそうです。

 

世界中の温帯域・熱帯域に生息しています。

 

千葉県の銚子市や、宮城県気仙沼市の水揚げが多く、関東ではよく流通しています。

切り身がスーパーでよく売られています。

 

メカジキそのものが体が大きい魚(100キロ超え~大きくて400キロ)で、捌くお仕事は大変かもしれませんが、

切り身になって売られていれば、料理するぶんには非常にシンプルにおいしいものができる、便利でおいしい魚です。

 

輸入物や遠洋漁業ものも多いですが、味はおいしくて安定しているので、決して安価な魚ではありません。

「ごちそう」の部類に入る魚だと思います。

 

Xiphias gladius

(写真はWikipediaより)

 

メカジキ自体は、どうもうな性格をしています。

長い「吻(ふん)」で魚を突き刺すなどして捕食します。

長くて鋭い吻や動きの特質から、水族館での飼育が難しく、生きて動く姿を一般の人はほとんどみたことがないはずだと言われています。

 

気仙沼では多くのメカジキが水揚げされますが、「吻(ふん)」は船上ですぐに切り落とされます。

突きん棒漁」といって、漁師さんが船の舳先に立ち、大きなモリでメカジキを突き刺して捕まえる様子はものすごく迫力があります。

 

大きい魚なので、すぐに解体され、スーパーでは切り身で売られます。

 

 

メカジキの主な産地や旬は?

Peixe espada, Vigo

(写真はWikipediaより)

メカジキの国内の主な産地は、宮城県、千葉県、小笠原などの東京都、高知県、静岡県です。

旬は、秋から冬とされています。

 

輸入物も多くありますので、食材としては通年手に入れることができます。

 

 

「メカジキ」は扱いやすくておいしい魚!おすすめの食べ方!

切り身でしかほとんど見たことないのは、大型魚だからです。

スーパーで売られている切り身には皮はついておらず、買ってきてすぐに料理に使えます。

 

●おすすめ料理法1:焼く!(ソテーするなど)

 

メカジキは他の魚と違い、身が豚肉などのようにまとまっていて、身崩れしにくいので、ステーキ感覚で焼いてしまうことができます。

皮がついてないので、「表」も「裏」もないので気にしなくていいです。

 

とりあえず、塩コショウして、お肉とおんなじように、フライパンで焼いてしまいましょう。

味付けは、お醤油がおすすめです。

 

普通でもおいしいですが、脂が乗っていればいるほど食べやすく、味が複雑なのでおいしいです。

※1年でいちばん脂がのる、と言われている時期は10月~3月に水揚げされる「冬メカ」と呼ばれる時期のものですが、通年水揚げがあり、夏は夏で、あっさりしていておいしいそうですよ。

 

バター醤油にキノコ、という簡単でかつ最高においしいレシピです。↓

 

 

塩コショウや醤油の次は、ハーブやガーリック、オリーブオイルを使った、「洋風」なソテーもおすすめです。

 

※動画は多くの人に見てもらうように作ってあので、非常にきれいに、オシャレにしてありますが、メカジキがおいしく食べられればいいので、付け合わせや一緒に食べるものはどんなものでもいいんですよ(^^)/

 

  

両面を油で焼いて、醤油・みりん・酒・砂糖で甘辛く味付けして、照り焼きにするのもおすすめです。

ご飯がすすみます。

 

●おすすめ料理法2:刺身や寿司!

刺身用は東京では普通のスーパーではなかなか出回りません。料理店や寿司店に行ってしまうようです。

本場気仙沼では普通にあるらしいです。うらやましいですね。

 

大手回転寿司チェーンの「はま寿司」で、出されていたので食べてみました(2019年5月)が、非常にトロっとしていて柔らかく、味が複雑でおいしかったです。

※メカジキは「カジキマグロ」と呼ばれたりすることがありましたが、「マグロ」とは一切関係ないそうですよ。

 

●おすすめ料理法3:フライ!

刺身以外ではメカジキはフライがいちばんうまい!」という人もいるくらい、揚げ物に向いている魚です。

 

竜田揚げ、唐揚げ、パン粉を付けて…。天ぷらもおいしいです。

他の魚と違って、ほとんど下処理がいらないので、魚の揚げ物と言っても、基本は「衣をつけて揚げるだけ」という、魚介類の中でも超シンプルなものになります。

 

さいごに

今回はメカジキについてお伝えしました。

かなり大きくて気性が激しく、あの大きな「くちばし(吻)」でケガをしないよう、船に上がったらすぐに切り落とす作業から始まる…という、漁師さんが命がけで取ってくる魚です。

 

身は色が白く、まとまりがあり、肉のように扱いやすく、味もクセがなく、おいしい魚です。

一般の魚の切り身以上に扱いやすく、かつ失敗の少ない魚ではないでしょうか。

 

 

グラム単価は決して安くはない魚ですが、魚でごちそう料理を何かやってみたい、という場合には、カンタンに扱えておいしい、おすすめのお魚ですよ。

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