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【魚】ヤナギムシガレイ(ササガレイ)はどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?
(2022年1月28日更新)
今回はヤナギムシガレイについてお伝えします。
数あるカレイのうちの一種です。
ササガレイ、ヤナギカレイとも呼ばれます。
大きくて卵があるものは高級魚になりますが、小さいものは干物に加工されており、比較的安く買うことができます。
見た目は渋い地味な感じの魚ですが、真っ白な白身がおいしいですよ(^^)/。
ヤナギムシガレイはどんな魚?
ヤナギムシガレイは、カレイ科ヤナギムシガレイ属の魚です。
主に日本海沿岸と、茨城県から三陸のほうの太平洋側で漁獲されています。
水深100メートルくらいの海底の泥の中に生息しています。
底引き網漁で獲れる魚です。
口先は細く、小さいです。
「裏側」は色が白くきれいです。
「表側」も渋い茶色で、透明感が感じられます。
カレイは煮付が向くものが多いですが、このカレイは塩焼きや干物、ムニエルなどに向いています。
(煮てももちろんおいしいですよ。)
白身の焼いた魚を食べたい場合は、このヤナギムシガレイはおすすめです。
ヤナギムシガレイの旬はいつ?
底引き網漁は9月以降から冬の間になります。
この理由からも、ヤナギムシガレイを買えるのは、秋から冬の間、長くて春先までになります。
旬は秋から冬と言えます。
ヤナギムシガレイはブランド化もされているおいしい魚!
ヤナギムシガレイは、日本海側の福井県や新潟県、島根県ではブランド化されています。
味が良く、コクもあり、上品な味わいでおいしいです。
大きければ大きいほどおいしいです。
そのため、大きいものだと価格が高くなります。
ヤナギムシガレイのおいしい食べ方は?
大きいと卵があるものに出会えることがあります。
この卵もおいしいです。
塩焼き、ムニエル、ソテーがむいていると思います。
白身はホクホクと柔らかく、味が良いです。
食感と味はシタビラメに通じるものがあります。
大根おろしや柑橘類を使って食べるとさらにおいしかったです。
唐揚げもいいですよ。揚げ物にもむいています。
焼くとおいしいので、産地では小さいものを干物にして販売していることもあります。
この場合は、1尾あたりの値段は数百円程度で、買いづらいものではありません。
小さいものを塩水漬けして一夜干ししたものです。
顔の見た目に抵抗がある場合は、ここを切り落としてしまってもいいと思います。
名産地では、頭を落として売っているところも多いです。
一夜干しにしたヤナギムシガレイを焼きました。
薄いので、4分から6分くらいで焼けてしまいます。
焼きすぎに注意です。
皮が薄いので、すぐ膨らんで、裂けてしまいました。
魚の身自体は、真っ白です。
淡白で、コクがあり、深みのある複雑な味わいです。
小さいと身が薄いので、可食部は少ないです。
じっくり味わって食べたい1品です。
塩気はありますが、醤油を少したらして食べるとさらに風味が増しておいしいです。
煮付でも食べてみました。
淡白な白身ですが味わいがあり、上品なお味です。
しみじみとうまい…と思いました。
さいごに
今回は「ヤナギムシガレイ」についてお伝えしました。
他には「ササガレイ」「ヤナギカレイ」とも呼ばれます。
私には、見た目に最初抵抗がありました。
しかし食べてみると非常においしかったので、今はいろんな人にすすめています。
塩焼きや煮つけ、唐揚げでおいしいです(^^)/。
舌平目が好きな人にはおすすめです。
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