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「海ぞうめん(海そうめん)」!山陰地方の貴重な海藻!どうやって食べる?
「海ぞうめん(海そうめん)」という海藻をご存知ですか?
(※海の生物「アメフラシ」の卵も「海そうめん」と呼ばれる珍味ですが、今回は海藻のほうです。)
石川県や、山陰地方で採れる珍しい海藻です。
今回は「海ぞうめん」についてお伝えします!
「海ぞうめん」はこんな海藻です!
「ウミゾウメン目ウミゾウメン科」の海藻です。
主に山陰地方や石川県などで食べられています。
四国や九州でも採れると言われていますが、食文化として根付いているのは上の地域のようです。
なかなか貴重な海藻です。
とれる時期も1年のうち5月から6月という短い期間です。採れない年もあります。
収穫されても旅館や料亭に行ってしまい、地元の人もほとんど食べる機会が無いそうです。
現代はネットの通販がありますが、もとの数が少ないので、あっという間に完売してしまいます。
上の写真は生の状態です。
一見「もずく」に似ていますが、もずくよりも表面がつるつるしており、枝分かれが無く、「しらたき」のように一定の太さになっています。
はじめて見た時は少々びっくりしました。
海にこんなきれいなカタチの海藻があるのか、と思いました。
灰を使った「灰干し」という状態で販売されている場合があります。
(写真引用元:「能登スタイルストア」より)
昔は精進料理にも使われた食材でしたが、採れる量も減り、貴重な食材となっているそうです。
「海ぞうめん」を食べてみました!
そんな貴重な「海ぞうめん」ですが、私は運よく入手することができました。
ほんとうに「サッと」茹でればいい、と言われたので、サッと茹でました。
(「生」で食べられる場合もあるらしいです。)
さっと湯通しすると、瞬く間に上のようなグリーンに変化しました。
もずくと同じように、ポン酢、三杯酢でいただきます。
めんつゆ、酢味噌でもいいそうです。
とにかくツルツルしていて、のど越しがよく、おいしいです。
「そうめん」と呼ばれるはずだ、と思いました。
茹でたら、できるだけ早く食べて、と言われてましたが、あまりにもおいしいので、あっという間に完食してしまいました!(^^)!。
さいごに
今回は、レアな海藻「海ぞうめん(海そうめん)」をご紹介しました。
とても貴重な海藻で、地元の人もなかなか食べる機会がないそうです。
通販では生の状態で、1年のうち短期間だけ販売しているお店もあります。
「灰干し」ならば、品物がある間は手にはいるかもしれないです。
いずれにせよ、漁師さんや海女さんが採ってくる海藻なので、大量生産、大量入手は難しいものになります。
↑楽天にもありましたので、ご紹介いたします。
石川県や山陰地方など、日本海側で見かけることがあれば、その時が「チャンス」ですので、ぜひ食べてみてくださいね!
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