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「しいたけ」はどれくらいもつ?洗ったほうがいい?冷凍できる?
「しいたけ」(椎茸)。日本人には、昔から馴染みのあるキノコです。
「干ししいたけ」など、干したキノコが大活躍するのも、しいたけくらいしかないのではないでしょうか。
そんな日本人にとっては親しみ深いキノコですが、嫌いな人が多いのも事実。
1990年には、消費量は「えのき」に抜かれてしまいました。
私は、しいたけは大好きです(^^)/。
えのきやぶなしめじにくらべ、お値段も若干高いほうですよね。
買ったら、きちんと食べきりたいです。
しいたけは、どれくらいもつのでしょうか。冷凍は可能でしょうか?
洗って使うものなのでしょうか。
今回は「しいたけ」についてお伝えします!
しいたけの旬はいつ?どうやって栽培されているの?
しいたけは、キノコですから、旬は「秋」のイメージがありますよね。
確かに、秋も旬(10月~11月)です。
でも、春(3~5月)も旬なのです。
なので、春に多く店頭にあらわれる時期があります。
焼肉やバーベキューのシーズンでもあるので、よく売れると思います。
枯れ木に生えるキノコなので、露地栽培(外での栽培)も、原木(ホダ木)に菌を植えて育てます。
私が子供の頃、大きな農家の裏山に、こういう原木を並べているのを見ました。
懐かしい光景です。
埼玉のある農園では、こういう原木を並べて、生えているしいたけを〇個までとっていいよ、みたいなアトラクションをしているところがありました。
こういうのは「原木生シイタケ」みたいな名前で販売しています。
香りがいいです。
私は他の料理に使うのがもったいなくて、ただカサの方を上にして焼くだけの料理しかしてません(;^ω^)。
すごくおいしいですよ。
残念ながら、値段は安くはありません。
他には、菌床(きんしょう)に菌を植えて飼育させた、人工栽培の「菌床栽培もの」があります。
こちらは比較的安く売られてます。
「特売」で100円程度で購入した「生しいたけ」です。
パッケージに「菌床栽培」と書いてあります。
こういうものでも、十分においしいと思います!(^^)!。
しいたけの主な産地は?干ししいたけの場合は?
原木栽培でも、菌床栽培でも、他のキノコのように、突出して産出している都道府県はありません。
逆に、日本全国で広く栽培されている感じです。
それだけ、日本人が古くから広く栽培していた、ということでしょうか。
ただ、これが「干しシイタケ」となると、九州の大分と宮崎がダントツになります。
「どんこ」と言って、非常に肉厚なおいしい干しシイタケがあります。
これはお歳暮などの贈答品やおせちにも使われる、高級なものになります。
しいたけは洗った方がいい?保管方法は?
しいたけは、原木栽培も菌床栽培も、無農薬の栽培法になっています。
特に人工栽培のキノコ全般に言えることですが、洗わないで大丈夫ですし、洗わないほうがおいしいです。
キノコに、「水」は大敵です。
どうしても気になる場合は、料理前に、サッと流水で洗い、速やかにペーパーやふきんで水分を拭きとってください。
できるだけ新鮮な、洗ってない状態の椎茸は、冷蔵庫で保管方法によっては1か月持つと言われます。
それにはちゃんと準備が必要です。
シイタケは特に「水分」が大敵です。
しいたけそのものから水分がしょっちゅうでますので、カサを上にして、ペーパーに包み、ビニールに入れます。
その方法で、チルド室に入れておけば、1か月は大丈夫、ということです。
しかし、買ってきたらできるだけ早く食べてしまうのがいいですよ。
薄くスライスすれば、冷凍保存も可能です。
冷凍するとおいしくなる、とまで言われています。
1ヶ月以内に、加熱して使ってください。
炒め物やみそ汁・スープ、炊き込みご飯などにどうぞ。
凍ったまま、加熱調理でOKです。
おいしい「しいたけ」とは?特売品でも新鮮ならおいしい!
しいたけは、できるだけ肉厚で、カサが開ききっていないものがいいです。
しかし、肉厚のいいものは価格が高いことが多いです。
薄いしいたけは、古くは無く、逆に新鮮で、お安く売っている場合があります。
私は、新しければ(カサのヒダが白くてきれいなもの)、薄くても、しいたけは十分おいしいと思います。
スライスして、みそ汁や、あんかけの具、炊き込みご飯の具、などに使うといいと思います。
炒め物にも向いています。天ぷらや、網焼きでも十分おいしいと思います。
薄くて安いからといって、敬遠しなくても、充分においしいですよ(^^)/。
さいごに
今回は、生の「しいたけ」についてお伝えしました。
私は、乾物の扱いが苦手で、干ししいたけはほとんど扱ったことがないです(;^_^A。
でも、煮物に入っていると、真っ先に食べてしまうくらい好きです。
いつかちゃんと干ししいたけを扱えるようになりたいです。
※「栽培キット」もめちゃくちゃ楽しそうです(*’▽’)。
生のしいたけも、カサを上にして、ひっくり返さないで焼き、ヒダに水が出てきたら、そこに醤油を垂らして食べる、という、一番手間がかからない料理法が好きなものですから、あんまりレパートリーがありません。
後は炊き込みご飯に入ってると嬉しいですね。
嫌いな人も多いですが、しいたけは、独特の味と風味が、ほんとうにおいしいキノコだと思います。
安いものからでいいので、食べたことのない人や扱ったことのない人にも、調理して食べてみていただきたいです!(^^)!。
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