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生めかぶの旬は春先!海の春の味覚!年に一度は食べたい!
(2021年4月1日・24日更新)
「生めかぶ」を知っていますか?
わかめの根っこの方の部分です。
毎年、2月から4月くらいに、店頭で生のめかぶが売られています。
逆にこの時期をすぎると、生のめかぶは手にはいりません。
今回は、年に1度は食べたい、「生めかぶ」についてお伝えします!
「生めかぶ」は緑色ではなく、濃い茶色!!
めかぶは、わかめの根っこの方にある、生殖細胞が集まった部分です。
スーパーでは、茹でて、刻んで、味付けをしたり、タレを添付したりした、加工済みのめかぶが売られているのがほとんどです。
こういう、茶色くて、ウネウネした感じの海藻が、春先にスーパーなどで売られています。
もっと小さくて、チリチリ、クルクルっとした感じのものもあります。
産地によっては、かなり大きくて立派なものに出会うことがあります。
(上の写真は宮城県産です。)
生の状態でもかなりヌメリがあり、触るとツルツルとすべります。
販売される期間がかなり限定されますが、価格はさほど高くはありません。
しかし、一般的には、たくさん食べられるものでもありません。
私が買ったものは、100gあたり120円くらいでした。(お店にもよるとは思いますが…。)
生めかぶは茹でる瞬間が面白い!瞬時に鮮やかな緑色に変わる!
沸騰したお湯に入れた瞬間、すぐに鮮やかな緑色に変わります。
この瞬間が面白すぎて、毎年、生めかぶや生わかめを買ってしまいます(^^)/。
茹でるのは30秒くらい(むしろ、30秒以内)でいいのではないかと思います。
熱湯をかければいい、という人もいます。
茹で上がったら、私は冷水で冷ましています。
冷水で冷ますと、鮮やかな色が残ります。
中心を通る茎の部分と、ヒラヒラの「ミミ」の部分を切り分けて茹でるといいらしいのですが、なにせヌメヌメとしているので、包丁で扱うのが怖いし面倒ですので、私は適当に茹でてしまっています。
分けて茹でると、ミミの部分を茹ですぎずに済みます。
固さにこだわりたい場合は、分けて茹でてみてください(^^)/。
春にふさわしい、やさしいグリーンになります。
磯系のいい香りもします。
茹でたて生めかぶは適当に刻んで、もずくなどと同じ感覚で食べよう!
適当に、ザクザクと、お好みの大きさに刻みます。
千切りに…というレシピも見受けられますが、かなりヌメリの多いものだと、それもなかなか難しいです。
こういう時は、思いっきりたたいて細かくして、ネバネバを思いっきり出すのもいいのではないでしょうか。
茎の部分を敬遠する人もいるらしいですが、新鮮な生めかぶは、茎に旨味やコク、なんとも言えないおいしい味わいが存在しているように思いますので、ぜひ賞味してみてください!
栄養分も多そうです!
ただし、かなり大きい個体ですと、固すぎて食べられないこともありました。
お好みで判断していただければと思います。
食べ方は、私はポン酢しょうゆで食べるのがいちばん好きです。
三杯酢でもいいですね。
しょうゆとおかかでもおいしいと思います!
お味噌汁の具にもいいと思います。
かなりおいしいです。
オクラと同じ感覚で、納豆に混ぜてしまうのもおいしいかもしれません。
卵かけご飯に混ぜちゃうのもいいらしいです!
中華風な炒めもので、キクラゲと同じ感覚で使う人もいます。
なかなか、使いみちが多そうな、安くてうまくて、栄養たっぷりの、庶民の味方!みたいな存在です。
実際に食べてみて「これに使うといいかも…」と何かアイデアが浮かんだら、それで食べてみてください(^^)/。
※あらかじめ細切りにして売られているものも、おいしいのが見つかると嬉しいですよね(^^)/。
こういうのを食べると、やっぱり最初から細くしてくれていると楽だ…と思います。
器に出して、おかかとしょうゆをかけるだけで、おいしい1品になります。
便利だしおいしい食材です。
さいごに
今回は、2月から4月にかけて買うことのできる、「生めかぶ」についてお伝えしました。
茎の部分は廃棄されることが多いそうですが、新鮮なもので、固すぎなければ、刻んで食べるとかなりおいしいですよ!
もし見かけたらぜひ食べてみてください!
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