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オロブロンコとスウィーティーは同じ果物!ジューシーで甘酸っぱくておいしい!!
90年代に「スウィーティー」という果物が日本に入荷するようになり、当時、かなりたくさん食べた記憶があります。
ロッテのガムにもなっていました。
最近「オロブロンコ」という果物が売られているのを見つけました。
なんと、「スウィーティー」と同じ品種と説明に書いてあって、「なつかしー!」と思わず言ってしまいました。
今回は「オロブロンコ」についてお伝えします。
オロブロンコとスウィーティーは同じ品種!原産国によって皮の色がちがう!
黄色の、丸っこい、グレープフルーツよりやや小さめの柑橘類です。
このオロブロンコは、和歌山県産です。
国産はめずらしいみたいです。
オロブロンコは、アメリカのカリフォルニアが原産です。
グレープフルーツと、ポメロという、文旦の仲間のかんきつとの交配です。
カリフォルニア産は、このような黄色をしています。
1980年代に、イスラエルでも栽培がはじまりました。
イスラエルの気候の関係で、緑色のまま熟すそうです。
この緑色に育ったオロブロンコは「スウィーティー」という商品名がつけられ、90年代に日本に入ってきました。
だから、私も「スウィーティー」と聞くと、緑色の大きめのかんきつを思い出します。
90年代に、何度も食べたスウィーティーは、かなりジューシーだった記憶があります。
グレープフルーツよりも苦味が少なく、酸味は適度にあり、食べやすかったです。
ガムやジュースにもなるくらい、当時はブームでした。
整理しますと、
カリフォルニア産は「オロブロンコ」、
イスラエル産の緑のものが「スウィーティー」、
で、同じ品種である、ということです。
オロブロンコの旬はいつ?はちみつ漬けにしてもなかなかおいしい!
オロブロンコならびにスウィーティーの旬は、11月頃から2月ごろまでです。
私が買った和歌山県産は、3月だったので、もう終わりの時期だったんですね。
(輸入のグレープフルーツは、通年手に入ります。)
このように、白い部分が多いです。
どおりで、持った時に、大きさの割には軽い、と思いました。
縦に割った様子です。
かなり、白い部分が多いことが分かります。
なので、果実の大きさの割には、可食部は少ないです。
このように、むいて食べるのもおいしかったです。
身が柔らかく、ジューシーです。
昔食べたスウィーティーよりかなり甘いです。
酸味や苦味が少なく、食べやすいです。
この、横に切った切り方で、グレープフルーツと同じように、スプーンですくいながら食べてみましたが、あまりにも身が柔らかく、潰れてしまい、汁となって垂れるばかりで、食べづらかったです。
2つ上の写真のように、房を取り出し、皮をむきながら食べるほうが食べられました。
なので、横に切ってしまったオロブロンコは、白い皮部分も取り除き、小さく切って、はちみつ漬けにしました。
酸味も苦味も少ないので、数日おいてハチミツとこなれたものは、非常に甘く、おいしかったです。
もしよかったらやってみてください。
さいごに
今回はオロブロンコ(=スウィーティー)についてお伝えしました。
グレープフルーツを祖先に持つ、苦味と酸味の少ない、甘くてかなりジューシーなかんきつ類です。
もし見かけたら買って食べてみてください(^^)/。
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