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真ダラの干物は焼いて食べるのがおいしい!汁物にしてもおいしかった!
タラの干物は世界各地で人々に愛用されています。
タラを干物にして、戻して調理して食べる国がけっこうあり、どの料理もおいしそうです。
私は大きくなってからタラを食べるようになりました。
でも干物はほとんど食べたことがありませんでした。
今回は頭つきの真ダラの干物を手に入れましたのでこれについてお伝えします。
真ダラの干物は1つ200円はしないリーズナブルな干物!見た目は怖いけど!
けっこう怖い見た目です(花を添えてみました)。
これは真ダラを干した干物です。
長さは25センチから30センチくらいでしょうか。
あまり知らないと、こういうのを売っていてもついついスルーしてしまいますが、今回は買ってみました。
価格は1本160円程度でした。
食べ慣れている人に聞いたら、とにかく焼いて、むしって食べるのが一番だよ、とのことでした。
真ダラの干物はグリル焼き!ほぐして食べると美味!和風にスープにしてもおいしかったです!
魚焼きグリルにはなんとか入りました。
こちらを睨んでいるように見えるのは気のせいです。
できるだけ箸でひっくり返すようにしましたが、タラの重さのバランスが悪いのか、だいたい同じ向きにしか置くことができず、焼け方に偏りが出てしまいました。
焼けてはじめて分かりましたが、身はけっこうあり、ホロホロ、ホクホクとした感じになっています。
適当に切ってみました。
このまま食べても大丈夫です。
塩はしてあるので、味はついています。
しょうゆを少し垂らすとますますおいしいです。
これでも十分おいしいのですが、今回は一旦焼いたこれを和風スープにしてみました。
焼いて適当な大きさにした真ダラ干物に、水を入れ、沸騰させてアクをとります。
だいたい5分~7分くらい煮ました。
あまり長く煮なくてもいいかな、と思ったので…。
そこに、刻んだ長ネギを投入し、軽く煮て柔らかくします。
もちろん、量はお好みです。
私はネギが好きなので、かなり入れてしまいました。
しょうゆや塩、みりんなど調味料で軽く味を整えます。
ダシはタラから十分出ていると思いました。
最後に溶き卵を入れて出来上がりです。
とても優しい味です。
タラの焦げた感じもフレーバーになっておいしかったです。
汁にダシが出てしまったので、身そのものは、焼き立てのままのほうがおいしいと思いました。
この汁をご飯にかけて食べてもおいしいと思います。
卵を入れたこともあり、栄養は豊富な汁物になりました。
さいごに
今回は、真ダラの干物を焼いたり、汁物にしたりして食べてみました。
東北のほうではポピュラーだし、九州でも一部食べる地域があるそうですね。
加工したタラの料理ではバスク料理が有名らしいです。(「バカラオ」「バカリャウ」。)
韓国でもタラの干物はよく使うそうです。(干しタラのスープ「プゴグッ」という料理。)
タラは多くの国で愛されていることが分かります。
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