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【野菜】ビーツってどんな野菜?旬はいつ?日本でも作られている?
「ビーツ」
という根菜があります。
形は蕪と同じ感じですが、色はあざやかな赤紫です。
ロシア料理「ボルシチ」で使われていることで有名ですよね。
日本でも最近売られているのを見かけるようになりました。
今回は野菜の「ビーツ」についてお伝えします。
ビーツは日本でも作られているの?旬はいつ?栄養素が豊富!!
ビーツは、ロシア料理「ボルシチ」のイメージが強く、スーパーでもほとんど見かけたことがないので、私は日本では作れないんだろうと思っていました。
しかし、近所の農家(東京多摩地区)が作って売っているのを見て「日本でも作れるんだ」とわかりました。
※ちなみに、日本では「ビーツ」という言い方でおなじみですが、英語ではビート(beet)です。しかし日本での「ビート」はまた違う野菜を指すので、日本ではこの野菜を便宜上「ビーツ」と呼んでいます。
ビーツは鉄分やカリウムなど、とにかく栄養素が多い野菜だそうです。
「食べる輸血」と言われるくらいです。
最近よく聞く言葉「スーパーフード」とも言われています。
この野菜の栄養素の多さは最近かなり注目されているようです。
とはいえ、ビーツはまだまだ一般の人々の生活にはそこまで浸透していない印象です。
なので、蕪や大根のように、スーパーに普通に置かれているわけでもありません。
私のように、近所の農家が作って直販していたり、道の駅や「マルシェ」みたいな地産販売で見かけたら買える、という感じです。
写真は東京産ですが、国内で多く作られているのは長野県や茨城県です。
輸入物もあります。輸入物は通年販売されています。
日本国内産のビーツの旬は、6~7月の初夏と、11月~12月の晩秋から初冬です。
ビーツの存在は江戸時代から知られていました。
鮮やかな色と切り目の渦巻のような文様(横に切った場合)からか、「火焔菜(かえんさい)」という名がつけられていたそうですよ。
見た目よりもクセの少ない使いやすい野菜!サラダやスープなど気軽に使いましょう!
ビーツは、蕪と形が似ていますが、蕪の仲間ではありません。
アカザ科という分類になるので、ほうれん草の仲間だそうです。
(ちなみに、蕪はアブラナ科になります。)
鮮度のいいものは、サラダに使うとおいしいです。
(サラダに使うときは、スライサーでできるだけ薄く切ったり、千切りが食べやすいと思います。)
酢漬け、ピクルスにもオススメです。
見た目は濃い色合いですが、味はあまりクセはなく、淡白な印象です。
本当に、見た目「だけ」が強烈な野菜だと思います。
色が強烈ですので、私には使うのに抵抗がありました。
しかし、栄養素は多いので、慣れればどんどん使いたい野菜です。
切りますと、かなりみずみずしいです。
皮を剥いて切り始めると、もうまな板が紫になってしまいました。
この色は布に着くと落ちないと思います。
色が淡い服装で調理しないほうがいいでしょう(またはエプロン着用で。)
今回は細かく刻んで、ラタトゥーユ風に、トマトと一緒に煮込むことにしました。
7月という真夏なので「ボルシチ」のような煮込みはできませんでした(^_^;)。
写真を撮る時、フラッシュをたくとすごく鮮やかな紫色に写ります。
中の文様もなんとなくわかります。
フラッシュをたかないと、かなり色の濃厚な感じになります。
ラタトゥーユが赤紫になりました。
トマトの赤と交じると、不思議な深みのあるきれいな色になりました。
味にクセはありませんので、まろやかな感じのラタトゥーユになりました。
煮てもあまり柔らかくならなかったので、すりおろせば良かったかなと思います。
ラタトゥーユよりは、やはり「ボルシチ」や「ポトフ」などの煮込み料理のほうがおいしいかな、という感想です(^^)。
さいごに
今回は、最近注目を集めている「ビーツ」についてお伝えしました。
ここでは書ききれないくらいの、驚くべき栄養素を持つ「食べる輸血」「スーパーフード」と称される野菜です。
「ボルシチ」もおいしい料理だと思うので、また入手できたら、今度はボルシチに挑戦しようかなと思います。
通販では美容と健康のアイテムとしても扱われています。
鉄分が豊富ですから、女性にはうれしい、というやつですね。
生のビーツは、新鮮であればサラダでも食べやすいので、もし見かけたら買って食べてみてください(^^)/。
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