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【江戸東京野菜】馬込半白きゅうりがおいしい!旬はいつ?おいしい食べ方は?
「江戸東京野菜」という言葉があります。
江戸時代から昭和40年(1965年)頃まで、現在の東京で作られていた伝統野菜のことです。
今回は、その中のひとつ、「馬込半白きゅうり」についてお伝えします。
「馬込半白きゅうり」はどんなきゅうり?
馬込(まごめ)は今の東京都大田区内の地域です。
この地から発祥した、江戸東京野菜のきゅうりです。
(写真引用元:「TOKYO GROWN | 東京の農林水産総合サイト」より)
上部が緑色で、先のほうが白くなるきゅうりです。
現在のきゅうりよりも太く、両端が丸っこいです。
きゅうり本来の風味が強く、パリッとした食感のある食べごたえのあるきゅうりです。
さすが、昔から存在するきゅうりですよね。
古くからぬか漬けに使われてきました。
食べごたえのあるきゅうりのぬか漬けは、さぞかしご飯がすすんだことでしょう(^^)。
実は、引用させていただいた上の写真は、白い、「理想の状態」です。
実は、すぐに黄色くなってしまうなど、育成や流通がなかなか難しいそうなんです。
これは、私が購入した「馬込半白きゅうり」です。
黄色くなっていたり、あまり白くなってなかったりします。
でも、これでもおいしかったんですよ(^^)/。
なかなか栽培が難しく、作っている方も「チャレンジ」的な意味合いで作っておられました。
これが食べられるのは、ありがたいことなのかもしれません。
馬込半白きゅうりの旬はいつ?おいしい食べ方は?
馬込半白きゅうりの旬は、初夏です。
5月から7月に収穫されます。
地産マルシェのようなイベントなどで買えるかもしれません。
私は近所の農家さんから買いました。
おいしい食べ方は、古くからの使い方である「ぬか漬け」、そのまま味噌をつけて食べたり、薄切りにしてサラダにと利用できます。
皮がしっかりとしているので、私は皮をピーラーで剥いて使いました。
下の部分だけピーラーで剥いた様子です。
もちろん、上の部分も後で剥きました。
みずみずしく、身はしっかりとしています。
私は、めんつゆに数時間漬けました。
(※個人的には「創味のつゆ」の味が好きです。)
ふつうのきゅうりとは少し違う、独特のしっかりとした歯ごたえで、味もよく、かなりおいしかったです。
また機会があれば食べたいと思いました。
油とも相性がいいです。
なので、乱切りして油炒めにしてもおいしいです。
鷹の爪の輪切りなどや七味を加えて、少々ピリッとさせて食べるとおいしそうです。
さいごに
今回は、江戸東京野菜の「馬込半白きゅうり」についてお伝えしました。
歯ごたえのある、味も良くておいしい、江戸東京伝統の、希少な野菜です。
「半白節成」という種は売られているようです。
しかし、「馬込~」のほうは、普通のスーパーではなかなか出回らないと思います。
道の駅や、地産マルシェのようなところで見かけたら、ぜひ買って食べてみてください。おすすめの野菜です(^^)/。
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