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【野菜】枝豆の旬はいつ?おいしい茹で方と食べ方は?
枝豆は、冷凍食品でも売られているので、年中食べられます。
しかし、生で野菜コーナーで買える時期は限られています。
せっかくなので、旬の時期にも食べたいですよね。
今回は、枝豆の旬の時期と、おいしい食べ方についてお伝えします。
枝豆は何の豆でしょう?「枝豆」の語源は?
枝豆は、緑色のさやに入っていますよね。
じつは、枝豆は、成熟していない段階の豆なのです。
これが完熟すると、大豆になります。
枝豆は、大豆になる豆なのです。
分類上、大豆は豆類ですが、枝豆は野菜類になるそうですよ。
上の写真のように、枝付きのまま販売されていることもあります。
最近の枝豆は、この枝から取って、袋詰めして売られていることがほとんどです。
しかし、そもそもは、このように枝付きのまま茹でて、食べていたのです。
だから、「枝豆」と呼ばれるようになったのです。
江戸時代では、町中で枝豆を枝ごと茹でて売っている「枝豆売り」がいたそうです。
江戸っ子は歩きながら、枝豆をはずして食べ歩いていたそうですよ。
今で言う「ファーストフード」ですよね。風情があります(^^)。
枝豆の旬はいつ?主な産地は?
枝付き枝豆は、旬の時期でないと手に入りません。
また、生の枝豆も、年中手に入るわけではありません。
居酒屋の突き出しで真冬も出るような時は、ほぼ冷凍ものと考えていいと思います。
枝豆の最もおいしい時期である「旬」は、7月から8月です。
この時期に出回る枝豆はほんとうにおいしいです。
枝豆は、5月ころから出回り始め、7月と8月でピークを迎え、10月ごろまでは収穫があります。
寒い時期は枝豆はできないので、生のものは手に入らなくなります。
枝豆は、日本全国各地でよく生産されています。
(ちなみに、平成22年は千葉県がトップだったそうです。)
東京でも、地元の農家がよく作っているのを見かけます。
埼玉県でも多く作られているので、私は近所では入間産のものをよく見かけますよ。
枝豆のおいしい茹で方は?他においしい食べ方はある?
枝豆は、基本は茹でて食べます。
おいしい茹で方は以下の通りです。
●生の枝豆を水洗いします。水切りします。
●あら塩をかなり多めにかけ、まんべんなく行き渡るように、軽くもみ込むようにして、枝豆全体にまぶします。
●20分、おきます。
●お湯を沸騰させ、塩がついたまま、枝豆をそのまま熱湯に投入します。
※お湯に、塩を入れる必要はありません。
●5分茹でます。
●すぐに冷水に移します。流水で粗熱を取ります。
●冷めたら、よく水を切り、あら塩をまぶしていただきます。
20分と、長めに放置しますので、枝豆の両脇をハサミで切る手間は必要ないと思います。
大胆に塩をまぶしておくことで、枝豆にしっかりと塩味がつきます。
できるだけおいしい塩をお使いください。
この茹で方を教えてもらってから、枝豆を食べるのがすごく楽しみになってしまいました。
かなりおいしく出来上がります。
できるだけ新鮮な枝豆と、ミネラル豊富な塩を使ってくださいね。
沖縄の塩メーカー「青い海」の塩などがおすすめです。
枝豆は、いろんなレシピが存在しますが、私は「ペペロンチーノ」もおいしいと思います。
●上記の方法で茹でた枝豆を準備します。
●オリーブオイルを多めにフライパンに入れ、刻んだにんにくをじっくり熱し、香りを出します。
●輪切りにした鷹の爪(赤唐辛子)を入れます。
●そこに枝豆をさやごと投入し、さっと炒めます。
●最後に塩を少々入れ、全体になじませて出来上がりです。
辛さは、鷹の爪の量で調整してください。
鷹の爪をあまり刻まないか、まるごと入れるようにすれば、食べるときに取り除きやすいです。
鷹の爪が無い時は、七味唐辛子でもいいと思います。
七味唐辛子を使う時は、オリーブオイルとにんにくと塩だけで枝豆を調理して、最後に振りかけるだけで大丈夫です。
これもなかなかおいしかったですよ(^^)/。
さいごに
今回は「枝豆」についてお伝えしました。
今は日本だけでなく、世界中でもよく食べられているそうですね。
(↑海外の枝豆についての本のようです)
おいしくてヘルシーですもんね。
新鮮でおいしい枝豆を見つけたら、ぜひ旬の時期ならではの枝豆のおいしさを味わってください(^^)/。
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