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【魚】ヨコスジフエダイは味が上品でおいしい魚!見つけたら食べてみよう!
(2021年8月6日更新)
今回は「ヨコスジフエダイ」についてお伝えします。
ピンクをベースにした、横に1本筋が入っている、特徴のある模様のお魚です。
クセがあまりなく、白身なので、刺身でも焼き物でもおいしいです。
あまり出回りませんが、出会ったら1度は食べてみるのがおすすめです(^^)/。
ヨコスジフエダイは横一文字に目立った筋がある魚!
ヨコスジフエダイは、スズキ目フエダイ科の魚です。
ピンクベースの体に、茶色の横筋が目立つ魚です。
離れてみると分かりやすいのですが、胴体の若干、尾のほうに、楕円形の斑点があります。
この斑点は、体が小さい時のほうが目立ち、大きくなると分かりにくくなります。
(約40センチくらいまで育つ魚です。)
背ビレの近辺には、斜めに黄色いスジがあります。
腹のほうは、黄色い細い横筋がいくつか通っています。
頭から背にかけてがピンク色が濃いです。
ヒレは黄色っぽいです。
これらピンク色、黄色、茶色の組み合わせが特徴的で、見慣れてくるとすぐにヨコスジフエダイだなとわかります。
(よく似たものに「タテフエダイ」がいるそうですが、さらにレアなので同時に見ることはほとんどないでしょう。)
この魚はあまり一般のお店では出回りません。
関東など都市部では料理店のほうに行ってしまう魚です。
なので、もしどこかで見かけたら食べてみるチャンスなのでぜひ買ってみてください。
ヨコスジフエダイの主な産地と旬は?
ヨコスジフエダイは、四国や九州(長崎、大分)など西日本でよく獲れる魚です。
暖かい海にいますが、沖縄にはあまりいないそうです。
「フエダイ属」なので、フエダイの仲間です。
釣りのターゲットにもなっています。
地元ではたくさん獲れるとかなり安く売っているそうです。
しかし、いったんそこを離れ都市部に行くと、やや高値になります。
九州に行ってこの魚に出会えれば、安くてうまい、ということになりますので、ぜひ食べてみたいですね。
旬は秋から冬と言われています。
しかし、おいしくない、という時期もあまりない魚です。
旬の時期ではなくても、新鮮であればおいしいと思います。
ヨコスジフエダイのおいしい食べ方は?
ヨコスジフエダイのおいしい食べ方は、 なんといっても「刺身」です。
クセがすくない白身ですので、白身のお刺身が好きな方にはおすすめです。
捌いてサクにするとこんな感じです。
脂がそこそこのっていました。
血合いのあたりの色合いがとてもキレイな魚です。
透明感もあり、身のねっとりした感じが見た目でも伝わってきます。
ちゃんとお造りにすると、いい刺盛りになると思います。
味にはうまみがあり、ねっとりとした食感がいいです。
甘みは強く、おいしいです。
大きいものほど味がよくなるようです。
他には、白身魚ですので、バター焼きやポワレも合います。
皮付きのものに(小さいならまるごと)塩を振りしばらくおき、グリルで焼く「塩焼き」もおいしいです。
他には、煮付けもおいしいです。
アラがあるなら「アラ汁」もいいダシが出ます。
そもそもがなかなか出回らない魚ですが、この魚の存在を覚えておくといいと思います。
出会ったらぜひ買って食べてみましょう(^^)/。
さいごに
今回は「ヨコスジフエダイ」についてお伝えしました。
味が上品でうまみのある、おいしい魚です。
一般のスーパーなどではあまり出会えないかもしれませんが、料理店には行く魚です。
入ったお店でお品書きにでも見かけたらぜひ食べてみてください(^^)/。
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