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「イカの王様」アオリイカ!旬やおいしい食べ方は?
(2021年5月31日更新)
日本国内で食べられているイカにも様々な種類があります。
イカは、大きさに関してはほんとうに様々で、小さくてかわいらしいものから、海では出くわしたくないなと思うくらいの巨体まで、多種に渡っています。
今回は「イカの王様」とも呼ばれる「アオリイカ」についてお伝えします。
アオリイカは大きくなるとかなり高価なイカです!!
胴の側面に「ミミ(エンペラ)」があり、それをヒラヒラとさせながら泳ぐのが特徴的です。
沿岸に生息するイカの中では大型です。
胴の長さの平均は40センチくらい、大きくて50センチを超え、重さは6キロを超えるものも居ます。
かなり大きいイカですね。
アオリイカの「アオリ」とは、馬具に「あおり」というものがあるそうで、それに似ているということで名付けられました。
馬の胴体にかける、泥除けの役割を果たすものです。
他には「バショウイカ」「ミズイカ」「モイカ」などと呼ぶ地域もあります。
アオリイカは、大きいものだと数千円する、かなり高級なイカになります。
イカの中でも最高級とされます。
「イカの王様」とも呼ばれます。
逆に、大きさが20センチ台くらいだと、1000円台で買えることもあります。
一般家庭では、量的には1000円くらいのものがありがたいですね。
でもそれでも高級ですね(^o^;)。
釣りの対象としても人気で、釣果のおすそわけでもらう人もいるみたいです。
もしもらったらサクッと扱えるようになりたいですね(^^)/。
アオリイカの旬はいつ?主な産地は?
アオリイカは、北海道の南部以南に生息します。
よく水揚げされる地域は、関西より西、福井県より西での沿岸です。
アオリイカは、通年獲れ、買うことができます。
多くなる時期は、大型ですと春から夏です。
産卵直前の、育ちきったものが大型です。
なので、夏の時期に獲れたアオリイカには卵がある確率が高くなります。
産まれてしばらくして20センチくらいに育ったものが流通し始めるのが秋からです。
20センチくらいなら1000円前後で買えることもありますから、私はこの時期が買いやすいなと思います。
その代わり卵は無いでしょうね(^o^;)。
まとめますと、アオリイカの旬は、
大きくなった「親」アオリイカが春から(初)夏(3月から6月ごろ)、
産まれてから、ある程度育った「子」アオリイカが秋頃(10月から11月)
になります。
アオリイカはやっぱり刺身で!!
アオリイカを扱っている動画は、ほとんどがお刺身やお寿司にして食べています。
新鮮なアオリイカの刺身は格別だからです。
高度な技は無視して、できるだけ薄く、細く切ればいいと思います。
私もできるだけ薄く切ることだけ考えました。
試しに、厚めに切ってみてもおいしかったです。
結局、お好みで良いと思います。
慣れてくれば、切れ込みとか入れられるといいのかもしれませんね。
甘みがあり、ねっとりしていて、味や旨みはダントツにおいしいです。
じわじわと旨みが口に広がりました。
スルメイカなど他のイカも、そもそもとてもおいしいですよね。
イカの刺身というのは、ほんとうにごちそうだなと思います。
胴体やミミの部分は、できれば刺身にして食べるのがおすすめです。
他のゲソやキレイにするために切り取った部分は、てきとうに刻んでバター炒めや焼きそばなどに使うのがおすすめです。
他には焼いたり、ゲソは唐揚げにしてもおいしいです。
卵やワタもお好みで、身と一緒に焼き物にしたり、炒める時に使って食べてみるといいと思います。
味のいい高級イカですので、1匹を買ったらできるだけ無駄なく食べたいですね!(^^)/。
さいごに
今回は「アオリイカ」についてお伝えしました。
味もよく、うまみもあり、ねっとりとした食感で、確実においしいイカです。
ボリュームがあり、食べごたえがあります。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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