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【貝】白貝(シロガイ)はどんな貝?旬はいつ?砂抜きは?おいしい食べ方は?(サラガイ)
白貝(シロガイ)という貝があります。
そのものズバリ、真っ白な貝です。
味が良くておいしい貝なんですよ。
今回は「シロガイ」についてお伝えします。
シロガイはどんな貝?標準和名は「サラガイ」!!
シロガイの標準和名は「サラガイ」です。
しかし、「シロガイ」でよく流通しているようです。
特に北海道から来るこの貝のケースには「しろがい」と書かれています。
※「シラガイ」ではなく「シロガイ」です。
平べったく、細長い貝です。
そして、漆喰(しっくい)を塗ったかのような、深みのある白い色が特徴的です。
大きくて立派なシロガイの白色は本当にキレイです。
成長が遅い貝です。(食べられるようになるまで6~8年かかるらしい。)
この貝の筋は、木で言う「年輪」のようなものです。
じっくり時間をかけて大きくなる貝の表面は、時間をかけてこその厚みがあります。
(※ホッキ貝にもそう感じます。)
シロガイの主な産地は?旬はいつ?
シロガイの生息地は、千葉県の銚子より北、日本海側なら石川県より北になります。
(日本海沿岸のほうがいるみたいです。)
主な産地は北海道や青森県です。
特に、北海道の斜里というところのシロガイを食べたことがありますが、大きくて立派でとてもおいしいと思いました。
厚岸(あっけし)産も多いです。
旬は、春から夏らしいのですが、秋になってからも大きくて立派なのが売られていました。
味もおいしかったです。
現在は、通年手に入るのかもしれませんね。
シロガイは砂抜きは必要?
関東に住んでいる人が、シロガイをスーパーなどで買った場合は、売り場で砂抜きがされていることが多いと思われます。
しかし、貝の個体によっては、吐ききっていないものもいるかもしれません。
砂を噛むのをどうしても避けたい場合は、砂抜きをするといいでしょう。
海水程度の濃さの塩水(3~4%。水1リットルに対し塩30g~40g)に、一晩漬けておくのが理想ですが、
そんなに待てない場合は、せめて1時間くらいでもするといいと思います。
上の写真は砂抜きをしている様子ではありませんが、
けっこう元気に動き回る貝で、塩水の中にいれると、大きなベロをだしてよく活動していますよ(^^)。
シロガイのおいしい食べ方は?名産地ではカレーにも使う!!
シロガイのおいしい食べ方はけっこうあります。
味がよく、クセもあまりなく、身もアサリなどに比べて大きくてしっかりしているので、具材としても活用できます。
上品ないい味わいのおいしい貝なんですよ。
私は、大抵の2枚貝はまず酒蒸しにして食べてみてます。
このシロガイも、酒蒸しはとてもおいしかったです。
流水で表面を洗ったシロガイを、深めのフライパンや鍋に並べ、酒を貝の高さの3分の1くらいまで入れて、フタをして蒸し上げます。
それぞれ別の日に作ったシロガイの酒蒸しです。
個体差や産地差などが感じられ、面白かったです。
貝の長さが9センチくらいあったりするので、開くとかなり面積が広く見えます。
貝は、基本的には加熱してパカッと開けば食べられますが、
シロガイでもかなり大きいと、開いても少々生々しさを感じることがありました。
好みの問題ではありますが、そういう場合は、殻からはずして、さらに加熱するといいかなと思いました。
安くたくさん手に入った場合は、貝の高さの3分の1くらいまで水を入れて蒸して、加熱してから色んな料理に使うといいと思います。
醤油焼、味噌汁、スープ、パスタの具、炒めものなど、色んな用途があります。
北海道では、これをカレーの具にしている地域があるそうです。
ごく普通に作ったカレーに入れるそうですよ。
安くたくさん手に入ったら作ってみたいです(^^)/。
さいごに
今回は「シロガイ(白貝、サラガイ)」についてお伝えしました。
味がよく、クセがなく上品なおいしさの、色んな人におすすめしたい2枚貝です。
もし出会ったらぜひ食べてみてください(^^)/。
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