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里芋の旬はいつ?新鮮なものなら茹でるだけでおいしい!
里芋はサツマイモやジャガイモよりも古くから日本人に親しまれているお芋です。
旬の時期の、とれたて新鮮な里芋は普段よりいっそうおいしいですよね。
今回は「里芋」についてお伝えします。
里芋は縄文時代から栽培されている日本人とは付き合いの長いお芋!
里芋は、なんと縄文時代から日本では栽培されているそうです。
サツマイモやジャガイモよりも日本人との付き合いは長いのです。
江戸時代くらいまでは、芋、と言えばこれでした。
インド東部からインドシナ半島が原産です。
現地では「タロイモ」と呼ばれています。
タロイモという名前も、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
里芋は、まず親芋というのがあり、そこに子芋が発生します。
さらにそこに孫芋も発生します。
この小芋や孫芋を収穫します。
品種にはいくつかあり、その品種によって、親芋だけ食べたり、子芋しか食べなかったり、伸びる葉茎さえも食べる、という違いがあります。
親芋を食べる品種があっても、たいていは子芋を食べるほうが多いと思います。
里芋の旬はいつ?主な産地は?
里芋は、品種によって、旬に若干ズレがあります。
そして、基本は通年出回っている野菜です。
早めの品種で8~10月です。
「八つ頭」「えび芋」など、お正月に使う芋は、やはり年末に出回るように収穫されます。
【サトイモ】親芋を中心に子芋が分かれずに八方に付き、頭がたくさん付いているように見えるのが「八つ頭(がしら)」の由来。末広がりの「八」と、人の「頭」に立つことから縁起を担ぐとして、おせち料理に使います。見た目はゴツゴツですが、水分が少なく、ほくほくして甘みもあり、煮崩れしにくい。 pic.twitter.com/8sWlSZD1qn
— ザ・豊洲市場【公式】 (@toyosu_shijou) December 1, 2020
里芋の旬は、基本的には秋から冬、と言えるでしょう。
主な産地は、千葉県や埼玉県、新潟県、栃木県です。
関東地方の生産が多いそうです。
いろんな料理に大活躍の里芋!新しいものならただ茹でるだけでもおいしい!
里芋と言えば、「煮っころがし」という言葉が出てくるように、煮物が代表的な使われ方ですが、
味噌汁や天ぷら、フライもおいしいです。
私は食べたことがないですが、里芋をポテトサラダにする人もいます。
煮物で大活躍の里芋ですが、とれたての新鮮な里芋ならば、私はただ茹でて、塩をかけて食べるのが大好きです。
いい里芋に当たった場合、茹でるとホクホクとして、かなりねっとりとしています。
アツアツのところに、塩だけかけて食べるとほんとうにおいしいです。
ホクホクとねっとりが合わさったような独特の食感(もっちり、が近いか)、風味と滋味がほんとにいい食材だと思います。
ジャガイモも好きですが、いい里芋が手に入ったら、最優先でできるだけ早く茹でて食べます(^^)。
里芋によっては、煮ても固かったり、食感がザクッ、ジャキッとする、良くないのに出会うこともしばしばです。
なので、ホクホク・ねっとりした里芋に当たると、「ラッキー!」と嬉しくなります。
当たり外れのなかなか大きいお芋だと思います。
固い里芋は、孫芋のことが多いらしいです。
親芋もおいしいのですが、できれば子芋が当たるとありがたいですね(^^)。
丸く、ふっくらとした見た目で、ずっしりと持ち重りのするものがおすすめです。
さいごに
今回は、日本人には馴染みの深い「里芋」についてお伝えしました。
おいしい里芋に当たると、ほんとうに幸せになりますよね。
あらかじめ下処理したものが多く出回っているのも里芋の特徴だと思います。
手がかゆくなってしまう方や、下ごしらえはせずに料理したい時に活用できますよね。
寒くなる時期に煮物や味噌汁など、積極的に食べて体を温めたいと思います!(^^)/。
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