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【果物】あけびって何?どうやって食べる?旬はいつ?
「あけび」は果物です。
私が子どものころは、山に野生で実っているのを親がとって食べさせてくれました。
最近では、果物コーナーで販売されているのを見かけます。
食べたことがない人も多いかもしれないですね。
今回は「あけび」についてお伝えします。
あけびとはどんな果物?
あけびは、日本や中国など東アジアの山に自生している、つる性の植物です。
秋になると、実がなり、人間も食べられるものになります。
今は大手スーパーでまれに見かけるようになりました。
ハウス栽培もされていますが、これは最近のことだと思います。
どちらかというと、昔は山に登って、見つけたらとって食べる、という感じの果物でした。
商品としての流通はまだまだ少ないです。
上の写真は、商用に育てられてスーパーに売っていたあけびです。
値段は、1個200円程度でした。
中身の甘いところだけ食べるのであればなかなか高級品だと思います。
とても綺麗な紫色をしています。
天然のものも、やや紫がかっているかもしれませんが、もっと緑色っぽかったりします。
(トップの写真を参照してください。)
あけびの旬はいつ?主な産地は?
あけびは、秋の果物です。
お店に出回るのも9月から10月です。
旬はこの時期と言えます。
全国的には、知らない人も多く、需要も少ないですから、まだまだあまり出回っていません。
しかし、山形県では昔からよく食べられているそうで、外側の皮を食べるのがメイン、というくらいらしいです。
私は、野生のあけびを子どものころ何回も食べているのですが、まさか皮まで食べられるとは知りませんでした。
なので、やはり主な生産地のトップは圧倒的に山形県です。
他には愛媛県や秋田県で生産されています。
あけびは中身の実は甘くておいしい!皮は料理して食べられます!
あけびは、手でパカンと開けられるのですが、私は包丁で切って割ってしまいました。
中に、ぷよぷよした部分があり、これをそのまま口に含んで味わい、黒い種は吐き出して食べます。
この白いぷよぷよした部分が、上品な味と甘さでとてもおいしいです。
このおいしさを知っていて、山で自生してるの見つけたら、嬉しくなってしまいます。
(現在は山のものは勝手にとってはいけない場合が多いですよね(^o^;)ぜひご確認を)
スッキリした甘さで、くどくなく、素朴で自然な、ほっとするようなおいしさの果物です。
あけびと言えば、中身を食べる、というイメージが強いです。
しかし、山形県では皮を甘辛く味付けなどして、調理して昔から食べているそうです。
ごま油を使ったり、味噌炒めなどにしたり、味噌バター焼きにしたり…かなり好まれています。
クックパッドなどで検索すると、けっこうレシピが出てきます。
山形県ではほんとにポピュラーなんでしょうね。
あけびは開くと、あっという間に中の白いところが茶色く変色してきます。
かなりアクが強いようです。
きんぴらのように炒めるには、まず初めに刻む前に1分ほど熱湯でゆがくほうが良かったみたいです。
まあ、刻んでしまってからでも、それを茹でればいいんですけどね(^^)。
私もあけびの皮のきんぴらにチャレンジしましたが、苦味がどうしても気になって実はギブアップしました。
ゴーヤもあまり得意ではないので、少しでも苦いとダメでした(^_^;)。
あと、歯ごたえのクニュっとした感じが苦手でした。
食べ慣れてないというのもあると思いますし、初見で1回しか料理してないのでなんとも言えませんが、
私は中身を食べるだけでいいかな、という感想ですm(_ _)m。
さいごに
今回は「あけび」についてお伝えしました。
中身は、上品な甘さがあり、おいしい果物です。
種を吐き出さないといけないのがネックですが、これはそもそも山登りをして見つけたらその場で食べて、種は土に吐き出してかえす、みたいな野趣の強い植物なので、そこが風情があるのではないかな、と思います。
お庭に植えているお宅もあるそうですよ。
味わいはとてもいいですし、時期がかなり限られているので、季節感タップリの果物です。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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