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【魚】オオニベはどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?
(2021年6月22日更新)
今回は「オオニベ」というお魚についてお伝えします。
スーパーなどではまるごと1匹はほとんど見かけないでしょう。
しかし、普段の生活で、いつの間にか食べているかもしれないお魚です。
切り身は安くて扱いやすいですよ(^^)/。
オオニベってどんな魚?
オオニベは、スズキ目スズキ亜目ニベ科オオニベ属の魚です。
イシモチもニベ科です。
親戚のようなものですね(シログチ属)。
★関連:イシモチ(シログチ)はどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?
標準和名は「オオニベ」です。
1m以上にもなる、大きい魚です。
なので、このまま売っているお店はめったにないでしょう。
ニベ入荷です。 pic.twitter.com/PPx57eeuSp
— 吉池 (@yoshiike_group) November 13, 2020
吉池さんではまるごと売っているみたいですが…(^o^;)。
(「ニベ」と書いてますが、相模湾や駿河湾、神奈川辺りではこのオオニベを「ニベ」と呼んでいるそうですよ。)
グラム単価にすると、100円もいかない、非常にリーズナブルな魚です。
なので、弁当屋さんや料理屋さんに行って、かなり利用されている「惣菜魚」になります。
私はこの魚を知った時、「業務用魚だ!!」と思ってしまいました。
白身魚のフライなど、なんだかんだで我々も食べている可能性が非常に高い魚なんですよ。
オオニベは暖かい海域にいる魚!!主な産地は?
オオニベは、暖かい海域にいる魚です。
千葉県から九州の南側の、太平洋沿岸に生息しています。
他には瀬戸内海や、東シナ海などです。
主な産地は九州でしたが、相模湾や駿河湾でも水揚げが増えるようになりました。
なので、豊洲など、関東の市場でも定着してきています。
クセがなく、歩留まりがよくて使いやすく、価格も安いので、上記したように「業務用」での需要も多いです。
切り身になって、スーパーにならぶこともあります。
養殖もされています。現在は、宮崎県のみで養殖されているそうです。
主な産地は、神奈川県から南~九州までになります。
天然ものは珍しいです。
釣りのターゲットにもなっており、これが釣れるとかなり嬉しいそうですよ。
オオニベの旬はいつ?
オオニベの旬は、春から初夏となっています。
しかし、私が見たのは11月でしたので、もしかしたら通年流通しているのかもしれません。
養殖もありますから、流通は安定しているのかもしれないですね。
大きいほうがおいしいそうですよ。
オオニベのおいしい食べ方は?
鮮度が良ければ、刺身でもおいしいです。
なかなかいい味わいをしています。
刺身は、大きいほどうまいようです。
大きい個体で新鮮なものであれば、刺身で食べてみてもいいかもしれません。
なかなか機会はないかもしれませんが、チャンスあればぜひどうぞ(^^)/。
煮る・焼くなど、加熱調理しても固くなったりボソボソになったりしないので使いやすいです。
そこが、惣菜魚として活用されるポイントでもあります。
切り身ですと、こんなかんじです。
売り場で「オオニベ」と書いてあっても一般にはあまりピンと来ないかもしれません。
味が見たいので、シンプルに塩コショウでオリーブオイルを使ってソテーにしました。
カリッとめに焼き上げると、ジューシーに仕上がって、皮までおいしいです。
オイル、バターなど、油脂をタップリ使って料理するのに合うと思います。
だから、フライとかがおいしいんじゃないかと思います。
個人的には、甘辛い味付けが好きです。
蒲焼きや、照り焼きにするとおいしいと思います。
煮付けでもおいしいそうですよ。
個人的に、シイラと並ぶ「惣菜魚の王様」ではないかと思います。
コスパのいいお魚で、ありがたい存在ですね(^^)/。
卵もおいしいらしいです。これはツテがないとなかなか入手困難とは思いますが…。
幽庵焼きや西京漬けなど、漬け魚としても良いです。
アラが手に入れば、いい出汁が出ますから、味噌汁や潮汁に最適です。
大きい魚なので、骨も大きいです。
調理する時や食べる時は、注意してください。
さいごに
今回は「オオニベ」(ニベ)についてお伝えしました。
とても大きい魚ですので、個人的に1匹を買うことはないかもしれません(^_^;)。
切り身で売られていたり、料理屋さんや弁当屋さんで使われている確立は高い魚です。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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