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【魚】ヒラメ(平目/鮃)の旬はいつ?おいしい食べ方は?アラは見つけたら買いです!
ヒラメは多くの人が知っている魚ですよね。
白身で味のいい、おいしい魚です。
今回は「ヒラメ」についてお伝えします。
ヒラメはどんな魚?
ヒラメはカレイ目カレイ亜目ヒラメ科ヒラメ属の魚です。
ヒラメは、体の左側を上にして生きている魚です。
頭を左側にして置いて、目が2つともある面が、ヒラメにとっては体の左側になります。
腹を手前にして置くと、頭が左側に来ることからもわかります。
(カレイはこの逆になります。基本は「左ヒラメで右カレイ」です。)
生まれて10日くらいまでは、普通の魚と同じように目が両脇にあるのですが、
その後目が移動しはじめ、孵化後40日ごろには成魚と同じ目の位置になるそうです。
ほんとに不思議ですね。
左側のみ上にして移動し、自分の上を通る魚を、大きな口で丸呑みして生息しています。
けっこう獰猛らしいですよ。
メスのほうが大きく成長します。1mくらいまで大きくなります。
オスは、60センチくらいまでです。
大きい方がおいしいそうです。
大きいものは長崎では「座布団」と呼ばれています。
ヒラメの主な産地は?
ヒラメは、国内では、琉球列島をのぞく、日本近海に生息しています。
主な産地は、北海道、青森、宮城、福島、茨城、長崎などです。
需要が多い魚ということもあり、養殖もされています。
輸入物もあります。
ヒラメの旬はいつ?
ヒラメは、 寒い時期がおいしい魚です。
寒くなり始める晩秋から、春先までがおいしい季節になります。
本州では秋から冬、北海道では秋から春くらいまでが旬です。
ヒラメのおいしい食べ方は?
ヒラメはやはり刺身や寿司がおいしいです。
回転寿司でも人気のネタではないでしょうか。
特に「エンガワ」の歯ごたえと脂のノリと旨みは格別です。
刺身に関しては、活魚をさばいてから、身を3日間ほど寝かせて熟成させて食べるのがおいしいです。
それをしないと食べない、というくらいではないでしょうか。
他には、皮付きでムニエル、ポワレ、ソテーなど、洋風料理もおいしいです。
煮魚もおいしいです。
真子(たまご)が手に入ったらラッキーです。
甘辛く煮付けたり、塩焼きして食べるのがおすすめです。
そして、アラは見つけたら「買い」です。
潮汁など、すまし汁に作って食べるのがおいしいですよ。
汁がもし残ったら、雑炊にすると非常に旨いものになります。
さいごに
今回は「ヒラメ」についてお伝えしました。
大きいもので、刺身にするならばまさに「冬の味覚」のひとつではないかと思います。
釣りでも人気のターゲットです。
白身魚が好きな方にはまずおすすめの魚ですよ(^^)/。
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