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【魚】オニカサゴはどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?(イズカサゴ)
(2021年1月10日更新)
カサゴの仲間に「オニカサゴ」という魚がいます。
ギザギザしたヒレ、ゴツゴツした顔立ちや姿をしているからだと思います。
昔から煮付けでおいしい魚とされてきました。
今回は「オニカサゴ」についてお伝えします。
「オニカサゴ」は何種かのカサゴの総称で流通することがあります!
いくつかのカサゴをまとめて「オニカサゴ」と呼ぶことがあります。
私が買ったカサゴ(上の写真)は、どうも「イズカサゴ」のようです。
神奈川県をはじめ、関東ではこのイズカサゴを「オニカサゴ」と呼んでいるそうです。
お店で「オニカサゴ」と総称されて売られていることが多いです。
それぞれが本当は何カサゴなのかは、もっとカサゴ類に詳しくならないといけません(^_^;)。
なので、ここではスーパーや魚屋で「オニカサゴ」と称されて売られている魚についてお伝えします。
オニカサゴは、暖かい海に生息しています。
伊豆諸島や、西日本の太平洋側で多く獲れます。
私が買った「オニカサゴ」は長崎産でした。
産地として有名なところはあまりありません。
漁獲がかなり少ないからです。
釣りのターゲットになっており、釣って自分で調理して食べる人が多い魚です。
なので家族や友人に釣り好きな人がいたら、けっこう知っている、という場合が多いです。
私もそのくちです。
「オニカサゴ」の旬は?
オニカサゴの旬ははっきりしていません。
オニカサゴやイズカサゴは、通年おいしいと言われています。
なかなか漁獲が無い魚です。
入手できて、鮮度がよければいつでもおいしいのではないでしょうか。
(※「イズカサゴ」については、秋から冬が特においしいです。でも他の季節もおいしいですよ。)
「オニカサゴ」のおいしい食べ方は?
オニカサゴなど、カサゴ類は煮付けがいちばんおすすめです。
頭が大きい魚なので、頭を落としてしまうと、ちょっともったいないです。
頭にもある身はおいしいので、ぜひまるごと調理しましょう。
しょうゆ多めで煮ました。
酒・しょうゆ・みりん・砂糖など、目分量でこれくらいかな、という感じで入れています。
砂糖やみりんなど、甘み多めで味付けするといいと思いますよ(^^)/。
頭の部分も、目の裏や、頬など、プリッとしておいしいところがあります。
そこを探しながら味わうのが楽しいです。
身質は引き締まっていますが、固かったりパサパサしているわけではありません。
プリッとした感じです。
旨みもあり、かなりおいしい煮魚になります。
皮のところもおいしいです。
食べ終わって残った骨に熱湯を注ぐ「骨湯」もやってみるとなかなか乙なものですよ。
他には、あまりにも小さい個体なら唐揚げなどもおすすめです。
活け締めで鮮度がよければ刺身もいいそうです。
いつか食べてみたいです。
この魚はトゲが刺さるととても痛いです。
先にヒレやエラをキッチンバサミで切ってしまうと安心ですよ。
見た目とは裏腹に、白身の非常に上品な味の魚です。
流通する時は高級魚になります。
さいごに
今回は「オニカサゴ」についてお伝えしました。
白身の上品な旨みと味の、とてもおいしい魚です。
トゲには十分気をつけて調理してください。
なかなか見かけない魚です。
出会ったらぜひ買って食べてみてください(^^)/。
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