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【2023七草】1月7日に食べる「七草」のセットは毎年楽しくておすすめ!!
毎年1月7日は「七種(ななくさ)」です。
この日の朝に、7種の植物の入ったお粥を食べる風習です。
現在でもこの七草粥を楽しみにしている人は多く、7種の野菜をパックにしたお手軽なセットも毎年人気です。
今回は、この「七草のセット」についてお伝えします。
「七草」のセットは1月7日の前日までに買いましょう!!
七草粥の風習は、1月7日の前日の夜に、この7つの植物をまな板に載せ、囃子唄を歌いながら包丁でたたき、
次の日の朝(1月7日の朝)にお粥に入れて食べ、無病息災を祈るものです。
これは正月におせち料理などで疲れた胃や腸を休め、不足しがちな野菜を取る、という合理的な意味もあります。
正月で何かと食べ疲れがあるのは今も昔も同じで、正月気分が抜け始める7日に、こういう葉物を刻んだお粥を食べるのは、ほっとして気分もいいものだと思います。
【春の七草】セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種類。正月7日の人日(じんじつ)の節句に「七草粥」として、春の七草の若菜を入れて炊き、無病息災を願い、食す風習があります。地方によって、食材に違いがある場合も。#春の七草 pic.twitter.com/I7UInlvztO
— ザ・豊洲市場【公式】 (@toyosu_shijou) January 6, 2021
正式には当日の朝に食べるものではありますが、朝からお粥を作るのも大変なので、私は気にせずに夜に食べています(^^)/。
でも、できるだけ7日のうちには食べたいので、1月6日までにはセットを買うようにしています。
昔は、近隣に生えている植物を取ってきて作ったのでしょうが、現代はかなりそれは難しいです。
正月前後あたりから、七草のセットは売られ始めていますよ。
価格は500円から600円と、お安くはありません。
しかし、このセットを作るのは相当手間がかかっていると思います。
だからこそ価格もこれくらいするのではないでしょうか。
七草のセットにははこべらがたくさん入っている!草によって量が違う!
2021年に購入した「七草セット」の内容は、こんな感じでした。
すずな=かぶ、すずしろ=大根、はミニチュアのような小さいものが入っています。
たくさん入っているのは、「ハコベ」とも呼ばれるはこべらです。
ナデシコ科の草です。
せりは、正月前後に多く出回る野菜と同じものですが、高価だからか、ちょっぴりだけです。
なずな=ペンペン草、ごきょう、ホトケノザも小さいものが入っています。
(上は2022年購入の七草セットの中身です)
ナズナ、ごきょう、ホトケノザが少ないのは、苦くてアクが強くて食べにくい、ということがあるのかもしれません。
私もペンペン草やゴキョウ、ホトケノザを単独で食べたことがないのでわかりませんが、普段野菜として食べないものは、アクが強いような気がします。
ハコベラは、さっとゆがいておひたしで食べてもあまりクセがなくておいしいので、セットの構成には食べやすさの配慮があるのでしょうね。
七草セットはやはりお粥で食べるのがおいしい!!
年によっては、夕飯の都合上、鍋物に入れたり、汁物にして雑炊にしてみたりした年もありました。
しかし、やっぱりお粥にするのがいちばんおいしいと思いました。
お米を炊飯器の「おかゆモード」で炊きます。
その間に、七草セットはさっとゆがいて刻んでおきます。
ミニ大根、ミニかぶである、「スズシロ」「スズナ」はちょっと長めに火を通しておきます。
どれも一緒にきざんでおいて、お粥が炊きあがったら、そこへきざんだ七草セットを混ぜ込んでできあがりです。
とてもカンタンにできますよ。
ハコベラが多いので、クセもアクもほとんどなく、美味しく食べられます。
たしかに1月7日にこういうものを食べて、胃腸をいったん休ませるのはいいと思います。
身体が休まるような、「ホッと」感がある料理なので、気持ちも落ち着きます。
これが良くて、毎年、この日に七草を食べるのが楽しみになっています。
さいごに
(上の写真は2022年購入のセットです)
今回は、正月前後にスーパーなどで出回る、「七草セット」についてお伝えしました。
マイルドでお腹にやさしい七草がゆを作ってみたよ♪ どうぞ召し上がれ~♡ pic.twitter.com/MCYQCVHq8w
— ポムポムプリン【公式】 (@purin_sanrio) January 7, 2021
12月の慌ただしい日常から、何かと結局忙しいお正月を経て、やっとほんとに一息つけるのが「七草」の日かもしれません。
そういうほっこり気分も味わって楽しむ「七草粥」だと思います。
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