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【魚】「ノドグロ(アカムツ)」はどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?干物もおいしい!!
(2021年3月15日更新)
アカムツ(ノドグロ)という魚がいます。
ずば抜けておいしい魚で人気があり、高級魚とされています。
今回は「ノドグロ(アカムツ)」についてお伝えします。
ノドグロ(アカムツ)はかなりの高級魚!!
背のほうは赤く、腹のほうは銀色っぽかったりピンクだったりする魚です。
形は特に特徴的なものが無いです。
尾ビレの先が黒っぽくなっています。
標準和名は「アカムツ」です。
しかし、日本海側の呼び方「ノドグロ」がかなり有名です。
なぜアカムツが「ノドグロ」と呼ばれるのかと言うと、
口を覗くと、のどが真っ黒だからです。
この黒さは、エラや腹のほうまであります。
体は赤くてキレイだし、体型もバランスが良くかわいらしい顔をしているけど、
のどから腹は真っ黒というギャップが面白いからこそ、「ノドグロ」という呼び方のほうが流行ったのかなと思います。
日本海側に多い魚です。
そして、西日本で消費されることが多いのか、「東のキンキ、西のアカムツ」と並び称されています。
かなり高値の付く魚です。
非常においしい魚で人気があり、養殖もされていないこともあり、1キロあたり1万円を超える高値が付くそうですよ。
体長30センチくらいでも、1匹数千円はします。
しかし、これだけ高くても食べたい人は買うので、人気は物凄いです。
ノドグロ(アカムツ)の主な産地は?旬はいつ?
ノドグロ(アカムツ)は、日本海や千葉県以西の太平洋側で主に獲れます。
長崎県、島根県、山口県、徳島県などが主な産地です。
島根県では、小さいものを干物にして商品化しています。
スーパーなどに出回ることが、ごくまれですがありますよ(^^)/
ノドグロ(アカムツ)の旬は、冬から春です。
寒い時期に手に入ることの多い魚です。
大きいほどおいしいのかもしれませんが、小さな個体でもかなりおいしいです。
ノドグロ(アカムツ)のおいしい食べ方は?
ノドグロは生でも加熱しても、どちらでもかなりおいしい魚です。
他の魚にくらべ、異次元レベルにおいしいので、国内では最も高い値の付く、評価のめちゃくちゃ高い魚です。
鮮度が良ければ、刺身、寿司がおいしいです。
刺身・寿司は絶品です。
甘み、うまみが強いです。なんでこんなにおいしいのかと、びっくりします。
脂がのっている魚ですが、イヤミやクセはまったくなく、絶妙のバランス、上品なおいしさです。
そして、加熱しても固くならないこともあり、脂もいいので、塩焼きも絶品です。
とろける旨さ、「究極の味」とはこのこと、といった感じです。
多くのおいしいもの好きのグルメさんが、好んで買い求め食べるのがノドグロだな、と思います。
刺身のほか、昆布締めや酢じめもよく、笹漬けなどにして売っている地域もあります。
塩焼きもおいしいので、小さいものを集めて加工して、干物にして売っているメーカーもあります。
大きい個体にはなかなか手は出ないし、出会うことも少ないですが、干物ならスーパーに並ぶこともあり、大きい活魚よりは買いやすい値段ですので、いちどこちらを試してみるのもおすすめですよ。
私も干物を食べてみましたが、かなり小さくてかわいらしいサイズのノドグロでしたが、味は濃厚でコクのあるものでした。
熟成された感じの、なかなか深い味わいでした。
さいごに
今回は、多くの人が知る有名な高級魚「ノドグロ(アカムツ)」についてお伝えしました。
確実においしい、一度は食べてみたいお魚です。
ギフト品としても多くの商品が出回っています。
おいしさは絶対的なので、間違いないギフトといえるかもしれないですね。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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