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【珍味】タラ(鱈)の白子の時期はいつ?おいしい食べ方は?
(2021年2月22日更新)
タラの白子とは、マダラの精巣のことです。
(スケソウダラの白子もあります。)
魚は、一般的に卵が珍重される傾向(イクラ、数の子など)ですが、マダラに関しては、白子のほうが高値がつきます。
好みが分かれる高級食材ですが、好きな人には毎年楽しみなものになります。
今回は「タラの白子」についてお伝えします。
タラの白子とは?
タラの白子は、マダラのお腹から取れます。
白子は精巣のことですので、オスから取れます。
サケからはイクラ、ニシンからは数の子が取れるなど、多くはメスからとれる卵のほうが珍重されます。
しかし、タラに関しては白子のほうが高値で取引されますので、オスのほうが高くなります。
(ちなみに、マダラの卵(真子)はおいしいんですよ(^^)。)
— ザ・豊洲市場【公式】 (@toyosu_shijou) December 12, 2020
他の魚の白子は、細長いカタマリのようなものですが、白子はウネウネとした、独特の形状をしています。
白子は好みが激しく分かれる食材だと思いますが、大好きな人には、この見た目もおいしそうに見えるでしょうが、
嫌いな人からすると、かなり抵抗感のある見た目なのかもしれないです。
(ちなみに、私は大好物ですので、おいしそうに見えます。)
タラの白子が食べられる時期はいつ?
生のタラの白子が食べられる時期はいつでしょうか。
タラの白子が取れるのは、タラの産卵期です。
タラの産卵期は、12月から始まり、1~2月がピークになります。
よって、タラの白子のピークも、1月から2月です(早くて12月です)。
この時期が白子の出回る時期で、手に入りやすく、おいしい時期です。
逆にこの時期以外は、生の白子はほぼ手に入りません。
お店で見かけたら即買いましょう(^^)/。
タラの白子のおいしい食べ方は?
タラの白子は、鮮度がよければ、中までしっかり加熱しなくても大丈夫です。
表面が加熱されていればOKですよ。
上の動画を参考に加熱して食べましょう。
・まず、生白子を水でていねいに洗います。
この時に血やぬめりをそ~っと流水で落とします。
・水を切り、白子をつないでいるスジを切り落とします。
・白子を食べやすい大きさにカットします。
・湯を沸かします。
その間に、ボウルに氷水を準備し、酒を少し入れておきます。
・湯が沸いたら、さし水をして、水温を70~80度に下げます。
そこに白子を1個ずつ入れて、1個あたり30~40秒加熱します。
(水温は70~80度程度をキープします。)
・先ほどの酒を入れた氷水で冷やします。
(酒を入れることで、水っぽさが抑えられます。)
・キッチンペーパーで水分を取ります。
あとはポン酢醤油などで食べます。
私は、このやり方で食べるのが最も好きです。
白子のクリーミーな味と、ポン酢の酸っぱさが絶妙なバランスで、とてもおいしいです。
他には、味噌汁、天ぷらなどです。
回転寿司では、白子の時期になると、軍艦になって出回っていますよ。
(写真の軍艦は「はま寿司」です。)
さいごに
今回は、タラの白子についてお伝えしました。
見た目がかなり個性的なので、食わず嫌いな人も多い食材です。
でも、かなりおいしいものです。
ウニ、イクラなどと並ぶ、おいしい高級食材だと思います。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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