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【かんきつ】ブラッドオレンジの旬はいつ?主な産地は?深みのある甘さがおいしい!!
ブラッドオレンジは、名前に「ブラッド(血)」が付いているので、はじめはドキッとしました。
実際にそのかんきつを見ますと、たしかにそうだ、と思えるくらい、色が赤黒いです。
その色の濃さとおなじくらい、味も濃厚で深みがあり、おいしいです。
今回は「ブラッドオレンジ」についてお伝えします。
ブラッドオレンジの本場は南イタリア!!日本ではどこで作られている?
オレンジそのものの原産地は、インドのアッサム地方だそうです。
15~16世紀に、中国を経て、ポルトガルのリスボンへ伝わりました。
そこから徐々に世界中に広まっていきました。
ブラッドオレンジは、南イタリアが本場です。
日本国内の生産地のひとつである愛媛県の南予地方は、この本場の南イタリアと気候などに共通点が多いことから、ブラッドオレンジを栽培するようになったそうです。
現在、日本国内では愛媛県や和歌山県、大分県など、主要なみかんの産地で生産されています。
写真のように、表皮も中の身も、一色に色づくのではなく、マダラに色が濃いところと薄いところが存在しています。
外側の皮が色が濃いと、中も濃いそうですよ。
かなり赤黒い部分があります。
ここが濃厚で甘く、おいしいところです。
この赤黒いものは、アントシアニンという天然色素がもとになっています。
日本国内産のブラッドオレンジの旬や出回る時期はいつ?
日本国内のブラッドオレンジの産地では、2月下旬に収穫がはじまります。
収穫されたブラッドオレンジは、いったん貯蔵されます。
市場に出回り、一般的に買えるのは、3月中旬から4月初旬です。
1ヶ月も無いので、みかけたら即買うのをおすすめします(^^)/。
ブラッドオレンジは半月状に切って食べるか絞ってジュースにするのがおすすめ!!
ブラッドオレンジは、半月状に切るか、絞ってジュースにして飲むのがおすすめです。
皮が固いので、包丁を使うのをおすすめします。
酸味は強くなく、むしろ熟成されたような深みのある甘さが感じられ、濃厚でおいしいです。
特に、黒いところがおいしいので、買う時はできるだけ表皮の色が濃いものを買うといいと思います。
ちょっとぜいたくですが、手絞りしてみました。
酸味は強くはなく、むしろ甘さが強く、まるでぶどうジュースのような深みのある甘さと旨みです。
さわやかさもあり、身体にとてもいいような気がする味です。
甘酸っぱい、とかではなく、とにかく「甘い」です。
ジャムなどにするよりは、できるだけ生食するか、ジュースにするといいのではないでしょうか。
たくさんある場合は、絞ってジュースにしてから、ゼリーにするのもいいかもしれないですね(^^)/。
さいごに
今回は「ブラッドオレンジ」についてお伝えしました。
イタリアなど、海外産のイメージが強いかんきつでしたが、国内産も増えつつあります。
できるだけ農薬を使わないようにしている産地もあり(愛媛県の「無茶々園」など)、そういう産地のものは、絞ってジュースにするのも安心してできるのではないかと思います。
名前は刺激的ですが、味は非常に優しくて深みのあるものになっています。
ジュースも市販されているので、ぜひ味わってみてください(^^)/。
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