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【魚】ヒラマサ(平政)の旬はいつ?主な産地は?おいしい食べ方は?
(2021年4月12日更新)
ヒラマサは一見ブリに似ている魚です。
でも、ブリよりはスタイルがシュッとしていて、「イケメン」と言う人もいるんですよ。
味も上品でかなりおいしい、高級魚のひとつです。
今回は「ヒラマサ(平政)」についてお伝えします。
ヒラマサは「青背の貴公子」とも呼ばれる!ブリの仲間の中では味も見た目も品格あり!
ヒラマサはアジ科ブリ属の魚です。
ブリ・カンパチ・ヒラマサで「ブリ系御三家」と言われています。
この「御三家」の中でも希少価値が高く、整ったスタイルとともに、味も上品でおいしいので、「青系の貴公子」とも呼ばれています。
まさに「王子」ですね(^^)/。
ヒラマサの「マサ」は「柾(まさ)」だそうです。
「柾」とは、木目のまっすぐな様子を表しています。
ヒラマサには一直線の黄色い帯があります。これがまっすぐなのです。
この線と、口元の口角が丸いことが、まずヒラマサの特徴になります。
ブリよりも「小顔」のような気がします。
そして、ブリより体高が高く、どんなに脂がのっても、ブリのように豆タンクみたいにはなりません。
太めでもシュッとした印象の魚です。
なかなか見分けが難しいところですが、慣れてくるとなんとなく分かってきますよ(^^)/。
ヒラマサの主な産地は?
ヒラマサは、主に暖かい海にいます。
しかし、熱帯に居るわけではありません。
北海道あたりが北限、と言われ、 日本海側、太平洋側、瀬戸内海、九州から東シナ海で獲られています。
日本国内の主な産地は鹿児島県をはじめとする九州や、高知県などの四国が多いようです。
漁獲はブリやカンパチと比べて少ないです。
養殖もされていますが、数は少ないです。
釣りの人気ターゲットで、釣り人には憧れだそうですよ。
ヒラマサの旬はいつ?
ヒラマサの旬は、春から夏とされています。
春ぐらいから多く見かけるようになります。
しかし、冬でも見かけますし、通年手に入り、味もそんなに変わらない、安定したおいしさの魚です。
冬は脂がのっていますが、「寒ブリ」のように、脂がすごくのっている、というほどにはなりません。
そもそもが味のいい魚で、まちがいなくおいしい、安定の高級魚だと思います。
ヒラマサのおいしい食べ方は?
ヒラマサは、やはり刺身がおいしいです。
脂の乗りが上品で、味もよく、あっさりしすぎてもいない、絶妙なおいしさです。
高級魚とされ、寿司店や料理店で扱われているのがよくわかります。
他には、塩焼、照り焼きがおいしいです。
ブリほどに脂がのっていませんが、味は上品でさっぱりとした仕上がりになります。
切り身に塩をしてしばらく置き、油をしいたフライパンでシンプルに焼くだけでもおいしい魚です。
あっさりめが好きな方は、照り焼きはヒラマサのほうがおすすめかもしれません。
上の写真は、ヒラマサの切り身です。
透き通るような身の状態です。
塩麹にしばらくつけておき、フライパンなどで焼いて食べるのもおすすめです。
カマは、非常においしい部位です。
手に入ればラッキーです(^^)。
塩焼や煮付け、塩麹漬けの後調理、がおすすめですよ。
バターやオリーブオイルなどでソテーする、フライにする、など油を使った料理も合います。
気楽に調理しておいしく食べましょう!!
さいごに
今回は「ヒラマサ(平政)」についてお伝えしました。
見た目も味も上品でなおかつ味のとても良い、人気の高いお魚です。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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