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【野菜】「新じゃが」の時期はいつ?じゃがいもの主な産地は?
「じゃがいも(馬鈴薯/ばれいしょ)」は、一年中手に入る、それほど高価ではない、身近な野菜です。
品種は、丸っこい「男爵(だんしゃく)」や細長い「メークイン」などが有名です。
最近は「キタアカリ」や「インカのめざめ」などもよく見かけます。
品種名ではないですが「新じゃが」という言葉もよく聞きます。
いつものじゃがいもではなく、新しいじゃがいもはみずみずしくておいしいですよね。
今回は「新じゃが」の出回る時期や主な産地などについてお伝えします。
じゃがいもはどんな野菜?
じゃがいも(ばれいしょ)は、ナス科ナス属の植物です。
原産はアンデスの高地です。
16世紀にヨーロッパに伝わり、日本では江戸時代にすでに入ってきていたそうです。
主な品種は「男爵(だんしゃく)」と「メークイン」です。
男爵のほうがゴロッとしており、煮崩れしやすいです。
メークインは細長く楕円形で、煮崩れしにくいです。
写真のじゃがいもは「男爵」です。
アンデス高地の原産の植物ということもあり、基本的には寒い土地の野菜です。
日本国内の主な産地は、圧倒的に北海道が多いです。
しかし、長崎や鹿児島などの九州産も多く、関東では北海道産も九州産もよく売られています。
じゃがいもは産地によって植える時期や収穫時期が違う!
北海道では、春に植えて、秋口に収穫です。
長崎や鹿児島では、年に2回収穫があります。
冬に植えて、春の4月から5月に「新じゃが」が出回ります。
次に夏の終りに植えて、冬に収穫します。
植えてから3ヶ月から4ヶ月で収穫できます。
保存もききますので、通年出荷が可能になっています。
「新じゃが」の出回る時期はいつ?
いわゆる「新じゃが」は、春から初夏に出回るものを指すことが多いです。
なので、「新じゃが」という言葉そのものには、春から初夏のイメージがあります。
採れたばかりの「新じゃが」は、貯蔵されず、すぐに出荷されます。
なので、皮はうすく、みずみずしいです。
かなり新しいものだと、茹でたりふかしたりなどすると、皮も無理なく食べられることも多いです。
春の3月ごろから、鹿児島や長崎などの九州産が「新じゃが」として出回りはじめます。
日本国内で「収穫前線」は北上していき、「新じゃが」の時期は6月ごろまで続きます。
「新じゃが」は茹でるだけでもおいしい!「じゃがバター」などがおすすめ!
新じゃがはみずみずしく、皮は薄くてやわらかいです。
よく洗ってそのまま茹でたり電子レンジ加熱したり、というだけでおいしいです。
大きくて茹で上がるのに時間がかかりそうだと思った時は、私は半分に切って茹でてしまいます。
もちろん、ポテトサラダなど、結局はつぶす料理に使う場合はもっと小さく切ります。
今回はじゃがバターにしました。
塩も少々かけるとさらにうまみが増します。
ホクホクとしており、かつみずみずしく、味わいがよく、とてもおいしいです。
新じゃがを大きめに切り、パウンドケーキに入れたものを食べたことがありますが、これもかなりおいしかったです。
このみずみずしさは、新じゃがならではと思います。
味もよく、食感もよく、新鮮さも感じられ、シンプルな料理でも食べやすいので、新じゃがが出回る時期は毎年楽しみです。
さいごに
今回は「新じゃが」についてお伝えしました。
みずみずしくて新鮮な味のする新じゃがは、あまり手をかけずに食べるのが、個人的には好きです。
春から初夏にかけての、新鮮な新じゃがは毎年かなりおすすめですよ(^^)/。
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