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【野菜】「賀茂なす」はどんななす?旬はいつ?おいしい食べ方は?(賀茂茄子)。
今回は「賀茂なす」についてお伝えします。
京都の伝統野菜です。
丸っこい、コロコロとした姿が特徴的で、大きな立派なナスです。
肉厚でしっかりしており、食べごたえのあるナスですよ(^^)/。
賀茂なすはどんなナス?
「賀茂なす」はその名の通り、京都市北区上賀茂で古くから作られてきた丸なすの一種です。
「京の伝統野菜」に認定されています。
丸まるとした可愛らしくもあり、立派でもある姿をしています。
けっこう大きいナスです。
400gから500gほどの重さはある、ボリュームのあるナスです。
一定基準を満たしたものが「京賀茂なす」とされ、老舗料亭や料理店に行きます。
肉質がしっかりしており、固く締まっています。
そして甘みがありとても味が良いです。
「ナスの女王」と呼ばれています。
「賀茂なす」の主な産地は?
「賀茂なす」の主な産地は、やはり京都府です。
京都の中でも亀岡市で多く生産されています。
傷が入りやすく、こまめな管理を要する野菜で、色も形も美しく、そして味もよく育てあげるにはたいへん手間がかかるそうですよ。
「賀茂なす」の出回る時期(旬)はいつ?
「賀茂なす」の収穫時期は、露地もので6月中旬から10月中旬です。
夏から秋の野菜ですね。
露地もののナスの一般的な旬とほぼ同じと考えてよさそうです。
「賀茂なす」のおいしい食べ方は?
賀茂なすは大きくて重いだけではなく、肉質がとても緻密です。
中身がしっかりとつまっており、質量のあるナスだと思います。
地元の京都では、味噌田楽や「しぎ焼き」などで食べられてきました。
ただ、焼き物だけではなく、煮物や揚げ物でもおいしいです。
加熱調理しても崩れにくいです。
崩れにくいのですが、食べてみると適度なやわらかさと歯ごたえがあり、絶妙な食感があります。
今回はストレートに「ステーキ」にしてみました。
1センチ位の厚めの輪切りにしています。
かなりのボリュームです。
1枚は、あらかじめさいの目に切れ目を入れましたが、何回ひっくり返しても崩れませんでした。
油の吸収は少ないです。
これに醤油をかけてもいいですし、田楽みそ(みそ・砂糖・料理酒・みりんを合わせて煮詰めたもの)を作って塗って食べてもおいしいです。
おかか醤油をかけて食べました。
肉厚であり、ほどよくジューシー、かつ弾力もあり食べごたえもあります。
かなり贅沢なナスであることがわかります。
味わいも深く、コクもあり、複雑な味のナスです。
非常においしいです。
小さめに切って、油で炒めるとこんな感じです。
油の吸い方が絶妙で上品です。
ほどよい柔らかさと歯ごたえです。
トロットロにはなりませんでした。
豚肉と一緒に炒め、「味噌炒め」に仕上げました。
すごく美味しかったです。
漬物にもいいそうです。
かなり緻密なものになりそうですね。
好きな人にはたまらないと思います(^^)/。
さいごに
今回は「賀茂なす」についてお伝えしました。
肉質がしっかりとしており、緻密で、味わい深いおいしいナスです。
さすが「ナスの女王」と呼ばれるだけあります。
そして、さすが京都の伝統野菜です。
とてもおいしいナスです。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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