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【魚】クロホシフエダイはどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?
今回は「クロホシフエダイ」という魚についてお伝えします。
ものすごく高級魚というわけではありませんが、なかなか関東では流通していないレアな魚です。
刺身や焼魚でおいしい魚です。
フエダイ系の魚はさっぱりとして上品な味、甘みがあり食べやすいものが多いと思います。
白身魚が好きな人にはおすすめの魚ですよ(^^)/。
クロホシフエダイはどんな魚?
クロホシフエダイは、ご覧の通り、背のほうに大きな黒い斑点(黒星)がある魚です。
漢字で書くと「黒星笛鯛」となります。
スズキ目フエダイ科フエダイ属の魚です。
温かい海に生息しています。
主に西日本・南日本で獲れ、消費されてきました。
関東で見かけるようになったのは近年のことだそうです。
50~60センチくらいまでの大きさになります。
大きいものほど脂がのってますので、できるだけ大きいのに当たるといいですね(^^)/。
写真のクロホシフエダイは30センチくらいでした。
600~700円くらいで買えました。
クロホシフエダイの旬や主な産地は?
クロホシフエダイの主な産地は、大分県、宮崎県、鹿児島県などです。
西日本の、温かい地域でよく獲れるようです。
長崎県や高知県でも水揚げがあります。
「旬」はあまりよくわかっていません。
通年漁獲はあるそうです。
産卵期(6~7月)を避ければ、だいたいはおいしいみたいです。
あまり小さいものではなく、できるだけ大きいものを手に入れるほうがおいしいですよ。
クロホシフエダイのおいしい食べ方は?
上の写真は、クロホシフエダイを3枚におろし、皮をひいた状態です。
個人的には刺身がおいしいと思いました。
エンガワもあり、イサキのような見た目のサクです。
クロホシフエダイはイサキの仲間ではありませんが、なんだか似ていると思いました。
透明感がある白身です。
ねっとりとした食感でした。
味はあっさりとしています。
西日本の温かい地域の魚です。
やはり九州の甘口さしみ醤油が合いました。
もちろん、ふつうの醤油とわさびでもおいしいです。
ちょっと淡白すぎる味、とも言えます。
私はシークワーサーの絞り汁につけて食べてみました。
これがとてもおいしかったです。
香酸柑橘(カボス、スダチ、シークワーサー、レモンなど)の絞り汁としょうゆも合う、というのが分かりました。
他には、塩焼きもおいしかったです。
そこまでパサパサはしておらず、程よい固さの身質です。
味も良いです。
刺身よりも焼くほうがおいしい!という意見にも頷けます。
生食でも加熱でも好きな方で食べるのをおすすめします(^^)/。
カマの塩焼きはやはりおいしかったです。
胴体よりもおいしかったですよ。
程よい脂の乗りでジューシーでした。
アラからはいい出汁が取れます。
アラ汁にするのがおすすめです。
全般的に、上品でうまみがあり、かつさっぱりもしている、クセのない食べやすい味の魚です。
白身魚が好きな方にはかなりおすすめです。
フエダイ類には、もっともっとおいしい種がいるらしいのですが、これはレアでもあり、高級でもあります。
クロホシフエダイもとてもおいしいと思いました。
こういうフエダイ系の魚は鮮度がいいほうが食べやすいかもしれません。
できるだけ新しいものに出会えるといいと思います。
さいごに
今回は「クロホシフエダイ」についてお伝えしました。
全般的にクセのない、食べやすい、味が上品なおいしい白身魚です。
関東ではなかなか出回らない魚です。
かといって、流通した時に価格がとても高い、ということもありません。
出会えた時がチャンスですので、機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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