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【魚】イシガレイ(石鰈)は刺身でも煮付けでもおいしい魚!見つけたらラッキー!!
(2021年11月19日更新)
今回は「イシガレイ(石鰈)」についてお伝えします。
カレイの仲間です。
刺身でも煮付けでもどちらでもおいしい魚なんですよ。
昔は東京湾の名物で煮付けは庶民の味だったそうです。
現在は他のカレイと比べて関東ではあまり見かけない気がしますが、あったらぜひ買って食べてみるのをおすすめします(^^)/。
イシガレイ(石鰈)は皮に「石」がある魚!!
イシガレイは、東京湾や三陸のほうで伝統的に食べられているカレイの仲間です。
煮付けは庶民の味で、真冬の醍醐味だったそうです。
現在はイシガレイの生息は北上しており、北海道から入荷してくることもあります。
漁獲量は昔より減り、現在は高級魚となっています。
名前に「石」とついているのは、皮に石のように硬い「骨板(こっぱん)」があるからです。
ここは包丁がたたないので、捌く際に真っ先に削ぎ落とす箇所です。
大きさはまちまちで、大きいものですと5キロを超える個体もいます。
大きいものは刺身にするとかなりおいしいですよ(^^)/。
イシガレイの旬はいつ?
カレイの卵が好きで、煮付けで食べたい場合は、産卵期で卵がパンパンになる冬の時期がおすすめです。
刺身がおいしい魚ですが、刺身の場合は身が痩せていない、秋頃から12月~1月くらいまでです。
卵を抱えた身を煮付けて食べるなら真冬、刺身なら秋から年明けがおすすめです。
しかし、大きい個体ですと、身もずっしりとあるし、卵もあるし、という両方良しのイシガレイも居ます。
そういう場合はラッキーだと思います(^^)/。
イシガレイは刺身や煮付けがおすすめ!小さいものは唐揚げでも!!
イシガレイの刺身は、旨味がたっぷりあります。
プリッ・ムチッとしていて、弾力があります。
食べごたえのある刺身です。
カレイの刺身はおいしいものに当たるとほんとにうまいです(^^)/。
ヒラメより好き、という人も居ますよ。
水分は若干多めに感じました。
刺身用のサクにしてから1日おいたくらいのほうがおいしかったです。
ものによっては特有の「香り」「匂い」があるかもしれません。
これは好みが分かれるところです。
エンガワは食べごたえがあり、脂が多く、かなりおいしいです。
家族で取り合いにならないように仲良く食べてください(^^)。
煮付けはかなり美味です。
これが普段のおかずだったという昔の人々がうらやましいです。
甘辛く煮付けたり、切り身ならば照り焼きもおいしいです。
甘辛い味つけのおかげで、クセがあったとしてもあまり気にならないでしょう。
卵や肝は捨てないで、頭の部分と一緒に煮ると良いです。
頭は大きいものだと捨てるのがもったいないくらい身がついているので活用しましょう。
まとめますと、イシガレイは刺身と煮付けがおいしいです。
しかし、カレイですから、小さいものなら2度揚げしてカラッとしあげ、唐揚げで食べるのもおすすめです。
さいごに
今回は「イシガレイ」についてお伝えしました。
カレイ類はたいていおいしいですが、その中でも刺身でおいしいカレイです。
卵や肝も、煮付けでおいしいのでおすすめです。
見かけたらラッキーですのでぜひ買って食べてみてください(^^)/。
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