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【野菜】野沢菜(のざわな)はどんな野菜?旬はいつ?主な産地は?
今回は「野沢菜(のざわな)」についてお伝えします。
有名な「野沢菜漬け」の原材料となる野菜です。
収穫時期に、漬物ではない、葉物野菜で入手できることがあります。
炒めものにしてもかなりおいしいんですよ(^^)/。
野沢菜(のざわな)はどんな野菜?
野沢菜(のざわな)は、アブラナ科アブラナ属の野菜です。
小松菜やカブの葉に似ており、共通するものを感じます。
しかし小松菜などよりも大きく育つ野菜です。
大きいもので1mを超えるそうですよ。
長野県の野沢温泉村で作られてきました。
そのため「野沢菜」と呼ばれるようになりました。
周辺の地域でも作られるようになったので「信州菜(しんしゅうな)」とも呼ばれています。
有名な漬物「野沢菜漬け」はこの菜っ葉を原料としています。
発酵していることもあり、複雑な味と食感がとてもおいしい漬物ですよね。
長野県の特産物でお土産でもよく見かけます。
野沢菜の主な産地は?冬の時期は以外な県で作られている!
野沢菜の主な産地はやはり長野県です。
しかし、長野県は冬の間雪が積もり、野沢菜を作ることができません。
長野の雪の時期以外は、冬の徳島県で生産されているそうですよ。
これは意外ではないでしょうか。
冬の時期の漬物生産には、ほとんどが徳島県産の野沢菜を使うそうです。
その他、新潟県でも野沢菜はつくられています。
野沢菜の収穫時期は?
野沢菜の主な収穫時期は以下の通りです。
長野県では10月下旬から11月下旬です。
徳島県では12月から2月です。
この時期が「旬」です。
長野県では雪が降り出す直前の、秋から晩秋にかけて収穫されるんですね。
徳島県は四国であまり雪が積もらないので、12月からの真冬の時期にハウス栽培で野沢菜が作られているようです。
野沢菜は炒めものでもおいしい!!
生の野沢菜が手に入ったら、ぜひ「炒めもの」にしてみてください。
適当に刻んで炒め、水を少々入れて「茹で炒め」のようにします。
水分がなくなったら、塩を適量ふりかけてできあがりです。
鮮度がいいこともあり、芯の部分がホクホクとして食感がよく、味も濃いのでとてもおいしいです。
機会があればぜひお試しください(^^)/。
ほかに「浅漬け」が非常にカンタンです。
私は適当に刻んで容器に入れ(ジッパー式の袋でも良い)、醤油、お酢、砂糖、みりん、鷹の爪を適当にブレンドしたつけ汁に一晩以上漬け込んで食べてみました。
シャキシャキとした食感と、この葉の持つ味わいが非常においしいです。
ただ、野沢菜漬としてあまりにも有名で、何度も食べていますので、やはり炒めものが個人的に好みです。
生の野沢菜が手に入らないと食べられないからです。
中華料理の青菜炒めみたいでとてもおいしいです。
関東ではまれに生の野沢菜をおいているお店があるかもしれません。
見かけた時はチャンスですのでぜひ買って食べてみてください(^^)/。
さいごに
今回は野沢菜についてお伝えしました。
漬物としてとても有名ですが、生の野沢菜もとてもおいしいです。
長野県での収穫時期は晩秋ですので、その時期に生の野沢菜が販売されていたらぜひ買って食べてみてください(^^)/。
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