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【じゃがいもの品種】「タワラマゼラン」濃い紫色のおいしいじゃがいも!!
今回は「タワラマゼラン」というじゃがいもについてお伝えします。
数あるじゃがいもの品種のひとつです。
皮の色がユニークです。
ふつうの茶色っぽい色をしていません。
味がよく、甘みのあるおいしいじゃがいもです。
機会があれば食べてみるのをおすすめします(^^)/。
「タワラマゼラン」はどんなじゃがいも?
上の写真は、土がついている状態のタワラマゼランです。
これを水で洗い流すと、とても濃いきれいな紫色が出てきます。
こんな感じです。
黒っぽい紫色の皮です。
タワラマゼランは、じゃがいもの品種のひとつです。
じゃがいもの個人育成家、俵正彦さんが開発したものです。
長崎県の農場で10年もの歳月をかけて開発されました。
病気になりにくく、化学肥料や農薬を使わずに栽培できるのを目的としたそうです。
タワラムラサキというじゃがいもの変異株から育成をくりかえしました。
「タワラ」は開発者俵さんの名前から、「マゼラン」は紫色の名前からだそうです。
タワラマゼランの特徴は、皮の色のほかには、芽が浅いことがあげられます。
中にポコっと入り込むよりは、浅く表面に芽のくぼみがある感じです。
一般のじゃがいもは皮が緑になりやすいです。
皮の緑色の部分は毒素の含有量が多くなり、厚めにむかないと危険です。
しかしタワラマゼランは紫色ということもあり、皮が緑色になりにくいです。
これですと皮を厚くむかなくてもよくなります。
芽も浅く、皮も緑化しづらいので、皮を薄くむくことができます。
可食部が多めにとれることになります。
「タワラマゼラン」は皮をむくと濃厚な黄色のお芋!煮崩れしにくくて使いやすくおいしい!!
土がついた状態をきれいに洗うと、濃厚な紫色が美しいです。
それをむいてしまうのがちょっともったいなく感じます。
皮をむくと、濃い色合いの中身が出てきます。
このじゃがいもは、煮崩れしにくいです。
なので肉じゃがやカレーなど、煮物に合います。
また、ごろっとした仕上がりのポテトサラダにもいいです。
煮込むと、ホクホクとねっとりが合わさったような独特の食感があります。
食べごたえがあります。
そしてだんだんと甘みを感じてきます。
この甘みが心地よいのです。
タワラマゼランの味わいをじっくり感じたい場合は、煮物系がいいのではないかと思います。
甘みがとても良いのでおすすめです。
タワラマゼランの主な産地と旬は?
タワラマゼランは、じゃがいものトップ産地である北海道を中心に栽培されています。
また、品種が開発された長崎県、ほかに福岡、兵庫、山梨などで作られています。
他にも各地で作っている農家さんはあると思います。
私は農家の直売で購入しました。
5個くらいで200円台後半です。
相場的にもこれくらいではないかと思われます。
一般のじゃがいもよりも若干高いなという感想です。
旬は、5月から9月とされていますが、私は冬に買うことができたので、例外も多いのではないでしょうか。
さいごに
今回はじゃがいも「タワラマゼラン」についてお伝えしました。
ホクホクとねっとりが組み合わさった、食べごたえのある食感で、甘みが強い、おいしいじゃがいもです。
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スーパーや農家の直売などで手に入るかと思います。
見かけたらぜひ買って食べてみてください(^^)/。
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