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【素朴な疑問】パセリの旬はいつ?パセリとはどんな野菜?主な産地は?(オランダセリ)
今回は野菜の「パセリ」についてお伝えします。
パセリとの出会いは「お子様ランチ」だったような気がします。
オムライスとかもです。
昭和の終わりに子ども時代だった私は、パセリはあくまで「添え物」で、食べるものではないイメージでした。
神経質な両親は、外食や惣菜などに入っているパセリは「使い回しかもしれない」などと言って、私にも食べるなと言っていました(^_^;)。
そんなこともあり、「パセリは添え物」「パセリは飾り物」「パセリはバランのようなもの」という印象が長く続きました。
でも、全くそんなことはありません。
パセリはおいしい野菜です。
鮮度が良くて香りがいいと、そのまんまパクっと食べることも多いです。
さて、パセリはプランターでもカンタンに育てられるくらい、身近な野菜です。
でも、野菜ですから旬があると思います。
旬はいつで、主な産地はどこなんでしょうか?
パセリはどんな野菜?
パセリは、セリ科オランダセリ属の野菜です。
標準和名は「オランダセリ」です。
地中海沿岸が原産地です。
最近日本でも見かけるようになった「イタリアンパセリ」とちがい、縮れた葉が印象的です。
品種改良によってこのように縮れたそうですよ。
日本ではむかしから料理の彩りに活用されてきて、「添え物」イメージが強い野菜です。
昔は「洗って使いまわしている」という噂が流布されたこともあり、敬遠する人が多い野菜でした。
しかし現在は彩り用としてはもちろん、細かく刻んで乾燥させたものをハーブとして使うなど、以前よりは活用されてきています。
食べることにも抵抗が減ったと思います。
付け合せや飾りとして昔から日本では活用されてきましたが、世界的には古代ローマから料理に使われているそうです。
世界で最も使われているハーブのひとつと言われています。
パセリの旬はいつ?
パセリはハウス栽培もされているので、1年中流通していますが、旬があります。
おいしくなる時期は3月から5月と9月から11月です。
春と秋なんですね。
旬の時期のパセリは味が濃く、おいしいと思います。
(パセリそのものが香りが強くおいしい野菜なので、1年中おいしく食べられるとは思いますが…。)
パセリ栽培がさかんな産地はあるのか?
知らない人はいないのではないかと思われるくらいメジャーなパセリです。
ベランダでも室内でもプランター栽培できるくらい、育てることも身近です。
多くを産している地域はあるのでしょうか。
パセリは、高冷地、準高冷地など、涼しい気候のところで、夏場に栽培されています。
具体的には、北海道、青森、岩手、長野などです。
涼しい地域で育ったパセリは、ピシッと引き締まっていそうですね(^^)/。
パセリはいろんな料理の彩りとしても食材としても有用!!
上の写真は、白身魚とアサリのアクアパッツアにパセリをふりかけた様子です。
アツアツの中に、このパセリを混ぜ込んで食べてしまいます。
心地よい苦味と香味でさっぱりとしたアクセントになります。
料理の盛りつけで、ちょっと青みが欲しいとき、パセリは役立ちます。
新鮮なものをちゃんと洗って使えばおいしく食べられます。
ハーブを使うことに慣れてくると、パセリもなんの抵抗なく食べられるようになりました。
私の中では、パセリはもはや「添え物」「飾りだから食べないもの」ではありません。
香味野菜が好きなので、しっかり食べます(^^)/。
さいごに
今回はパセリについてお伝えしました。
旬は春と秋の2回、でも1年中生産され手に入れることもできます。
他のハーブと同様、香味野菜として使え、食べても全然大丈夫な野菜です。
シソなど、香りのある野菜が好きな方にはおすすめです。
乾燥したものなら、他のハーブと比べるとクセは少ないので、彩りとしても使えます(^^)/。
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