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【魚】ウッカリカサゴはどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?
今回はウッカリカサゴという魚についてお伝えします。
面白い名前の魚です。
「うっかり」などと名前につけられていますが、この魚は煮魚にするととてもおいしいです。
色もきれいです。
改名してあげてほしいなあと思う魚です(^^)/。
ウッカリカサゴはどんな魚?
あざやかなオレンジの体色をしています。
大きさは40センチを超えるくらいですので、なかなか大きいです。
ウッカリカサゴはメバル科カサゴ属の魚です。
メバルの仲間です。
顔つき、目の感じがメバルに似ています。
1980年代に、学者さんが「うっかりカサゴと区別しないことになってしまう」ということで「ウッカリカサゴ」と命名されたそうです。
カサゴとは区別する魚なんですね。
しかし、魚を食べるいち消費者としては、やはりカサゴと同じようにしか見えないです。
料理法もカサゴと同じように食べます。
価格はけっこう高いです。目方が大きいからかもしれません。
カサゴとウッカリカサゴを厳密に分けて流通していない場合も多いそうです。
一緒にされて流通していることが多いということです。
なので、それこそウッカリカサゴをうっかり「カサゴ」として買って食べている可能性はあります(^_^;)。
ウッカリカサゴの主な産地や旬は?
ウッカリカサゴの主な産地は長崎県、福岡県、鹿児島県です。
本州以南にいる魚ですので、他の地域でも穫れます。
釣りのターゲットにもなっています。
旬は秋から冬です。
しかし他の季節でも流通します。
ウッカリカサゴのおいしい食べ方は?
ウッカリカサゴは頭部が大きいです。
全体を煮たり鍋物などにしたりして食べると、歩留まりの観点からもいいと思います。
身は上品な白身でおいしいですよ。
頭部をアラ汁にしました。
いいダシが出ます。
クセのない上品な旨味のある汁になります。
軽く家にある野菜を入れるといいです(今回は水菜です)。
カマの部分の身はプリッとした食感です。
とてもおいしいです。
皮も食べられそうなら食べてみてください。
私はなかなかいけると思いました。
「カサゴ」なので、煮付けはピッタリです。
大きい個体でしたので、身は肉厚です。
大きいほどおいしいのではないでしょうか。
砂糖多めで甘辛く煮付けました。
身離れよく、固まってほぐれます。
味がよく、食べごたえあり、おいしいです。
大きいから高値がつくのでしょうが、高級魚の部類に入るのかもしれないとも思いました。
※ウッカリカサゴの卵もおいしい!
卵がありましたので煮てみました。
粒子が細かく、味もよく、食べやすくておいしいです。
煮魚の卵が好きな方は食べてみるといいのではないでしょうか。
さいごに
今回は「ウッカリカサゴ」についてお伝えしました。
うっかりしているのはこの魚ではないのですが、見た目と名前の相乗効果でなんだかユーモラスに見えてしまう、愛嬌のある魚です。
味わいがあり、煮付けや唐揚げでおいしいです。
食べ方はカサゴと全く同じです。
ちゃんと区別して売っているお店があったら観察してみてください(^o^)。
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