【魚】「メヌケ(目抜)」はおいしい高級魚!アラまでおいしい!(関連:アコウダイ)

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【魚】「メヌケ(目抜)」はおいしい高級魚!アラまでおいしい!(関連:アコウダイ)

(2021年7月21日更新)

「メヌケ」(目抜)と呼ばれる魚がいます。

赤くて大きい深海魚です。

 

高値がつくお魚で、めったにお店では見かけません。

アラもかなりおいしいので、入手できたらラッキーです。

 

今回は「メヌケ」についてお伝えします。

メヌケは深海にいる魚!釣り上げられると目が飛び出すので「目抜け」と呼ばれる!

「メヌケ」(目抜)は、いくつかの魚の総称として使われる名前です。

メバル科メバル属の魚のうち、体が赤く、大型になるものの総称だそうです(Wikipediaによる。)

 

上の写真の魚は、お店では「メヌケ」としか表記されていませんでした。

おそらく「サンコウメヌケ」だと思います。

 

相模湾から北海道まで分布する魚です。

水深200mから500mの海底にいます。

 

エビ、イカ、魚を食べています。

この深さから釣り上げられるので、水圧の関係で目が飛び出してしまうのだそうです。

 

 

このような外観で、目が飛び出ている赤い魚を「メヌケ」と総称しています。

もう1種「アコウダイ」という似た魚がいるのですが、その魚との見分けもなかなか難しいそうです。

 

アコウダイと思われる魚をメヌケと呼んでしまっているのも見かけます。

その逆も見かけます。

 

場合によってはあんまり厳密に分けて考えていないかもしれませんね(^_^;)。

私も正直、確固たる自信はありません(^_^;)。

 

 

高級魚です。デパートでは1匹数万円で売られていることもあるそうで、なかなか見かけない魚です。

昔は安かったそうですが、近年ではとても高くなってしまっています。

 

「メヌケ」の旬はいつ?

 

旬は秋から春です。(アコウダイも同様です。)

5月くらいまでは出回っているようです。

エラの中辺りはノドグロのように黒いですが、身は白身で旨味のあるいい味をしています。

 

メヌケのおいしい食べ方は?

メヌケは、切り身になってもかなり高くなります。

 

しかし、アラならば安いかもしれません。

もしアラを見つけたら買ってみてください。

 

この魚は刺し身でも寿司でもおいしいですが、かなり高級になります。

 

もともとは煮魚で食べられていましたので、煮魚もおいしいです。

口の中で、旨みが何段階にもわたってやってくる感じです。

 

ここまで、味わい深いおいしい魚はそうそうありません。

高級魚であるのはわかります。

 

そして、これが、昔は高くなくてふつうに食べられていたそうなので驚きです。

 

 

切り身に単純に塩を振って、グリルで焼いたものもおいしいですよ。

 

  

味が淡白で上品で深みがあり、脂がのっていて、この脂が甘みのある、いいお味がします。

 

とにかく非常においしい魚です。

個体数が少なく、ここまでおいしいと、高級になってしまうのもわかります。

 

洋風にムニエルやポワレにしてもとてもおいしいです。

 

 

 

メヌケは「ノドグロ」のように、エラのあたりの内側が黒いです。

私はアラを手に入れましたので、甘辛く煮て、煮魚にして食べました。

 

(オリーブオイルとにんにく、トマトを使い「アクアパッツア」にしてもおいしいです。)

 

頭やカマにも身がついていますので、けっこう食べごたえがあり美味しかったです。

切り身にはなかなか手が出なくても、アラが見つかれば食べてみるのをおすすめします(^^)/。

 

さいごに

今回は高級魚の「メヌケ」についてお伝えしました。

私が見た魚も、もしかしたら「アコウダイ」「アコウ」とも呼ばれているのかもしれません。

 

正直、調べても答えのはっきりしない結果でした(^_^;)。

 

目が飛び出ていて赤いのがかなり目立った特徴なので、ひとくくりに「メヌケ!」「アコウダイ!」とされているのかな、という感想です。

サンコウメヌケとアコウダイの識別が特にされてない所もあるのかな、という気もします。

 

この動画の魚は私が見た「メヌケ」にそっくりなのですが、動画内では「アコウダイ」となっています。

どちらにしても、かなりおいしい魚なのは確かです(^^)。

 

↑このように、通販でも「アコウダイ 別称:メヌケ」と表記されており、あまり細かく気にしなくてもいいのかもしれませんね(^^)。

チャンスがあればぜひ食べてみてください!

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