目次
おかひじきはどんな野菜?旬はいつ?おいしい食べ方は?
「おかひじき」という野菜を見たことがありますか?
スーパーでプラスチックのパックなどに入って売られています。
「ひじき」という言葉から「海藻?」と思ってしまいますが、これは海藻ではなく、農家さんが育てている野菜です。
今回は「おかひじき」についてお伝えします。
「おかひじき」はもともとは海のそばに自生していた野菜!
おかひじきは、もともと日当たりのいい海岸の砂浜などに自生していた植物です。
見た目がひじきに似ているのと、海のそばに生えている、ということで「おかひじき」と呼ばれるようになったのは自然なことでしょう。
東北地方では江戸時代から食べられていたそうです。
しかし現在は天然のおかひじきは絶滅の危機にあります。
スーパーで買えるのは、農家さんが栽培したものがほとんどです。
おかひじきには、虫がつきにくいそうで、農薬の必要がないという、稀有な野菜です。
そうなると無農薬栽培が可能になりますので、出回っているおかひじきのほとんどは、無農薬栽培と思っていいそうですよ(^^)/。
「おかひじき」の旬はいつ?千葉県旭市の「若芽ひじき」もおすすめ!
おかひじきは、春から晩秋にかけて栽培され収穫されています。
出回るのも、春から晩秋にかけてになります。
ハウス物になりますと、通年販売されています。
農家で通年栽培していることもあり、味も安定しているようです。
使いやすい野菜ですので、気軽にいろんな料理に使いたいですね。
私が購入したのは、千葉県の「寺島農場」さんのおかひじき「若芽ひじき」です。
おかひじきは、海のそばに自生する、海のミネラル分を好む植物ということもあり、この若芽ひじきは旭市という海のそばで育てられています。
若くてやわらかい、一番刈りのやわらかいものを出荷しているので、商品名が「若芽ひじき」なんだそうです。
有機栽培である、というのもいいです。有機栽培のものは野菜そのものが生き生きとしていておいしいと思います。
「おかひじき」のおいしい食べ方は?
おかひじきは、できるだけ柔らかそうなものを選びましょう。
ふっとうした水1リットルに対し、大さじ1の塩を入れて溶かし、おかひじきを入れます。
柔らかいもの(天然ではない、ハウス栽培のものなど)なら1分から1分半ほど茹でます。
天然ものならば、2分くらい茹でてください。
おかひじきは食感が大切ですので、茹ですぎないよう注意してください。
おいしい食べ方は、まずは醤油やめんつゆ、辛子醤油やわさび醤油などで、「おひたし」で食べてみてください。
刻み方はお好みでいいと思います。
シャキシャキの食感が、くせになってしまうおいしさです。
ねばりは出ませんし、クセのない味ですので、とても食べやすい野菜だと思います。
同様にして、サラダ感覚で食べるのもおすすめです。
ツナがお好きならば、ツナマヨネーズにして一緒に混ぜてしまうのがすごくおいしいです。
ツナマヨと混ぜるときは、茹でて刻んだおかひじきの水分をしっかり切って使ってくださいね。
ほうれん草のように茹でてから刻んでおけば、味噌汁の実や、おかずや刺し身の付け合せ(ツマ)、胡麻和えなどにしてお弁当のおかずにも使えます。
味噌汁の場合は、茹でなくてもいいかもしれません。
他には天ぷらもおいしいそうです。
煮浸しや炒めものにも使えます。
味にクセがあまりないので、広範囲に使える、便利な野菜だと思います。
カルシウムやカリウムなどのミネラルも豊富です。
買っておくと、何かと使える野菜なのではないでしょうか。
さいごに
今回は「おかひじき」についてお伝えしました。
なまえに「ひじき」とありますが、海藻ではなく、野菜になります。
シャキシャキの食感が身上の、使いやすくておいしい野菜です。
ぜひ1度食べてみてください(^^)/。
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