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小さくてかわいい芽ネギ!旬は?どこで食べられる?どこで買える?
(2019年12月31日更新)
芽ネギ、を知っていますか?
普段ではあまりみかけない野菜です。
名前から、ネギの仲間であることはわかりますよね。
たまにお寿司のネタとして寿司店でみかけることがあります。
寿司店の名物になっていたりもします。
普段ではあまり見かけないのに、いつもどこかで食べられている、不思議な存在の野菜です。
今回は、まだまだ知られていない、芽ネギについてお伝えします!
芽ネギはどこで食べられるか?
芽ネギは、長ネギほどには出回っていない野菜です。
近所のスーパーをめぐっても、なかなか出会えません。
でも、どこかで見たことがあるような、不思議な存在の野菜です。
(写真引用元:回転寿司すし丸)
こんなお寿司、見たことないですか?
芽ネギそのものは、かなり昔から、たまにお寿司屋さんで見かけていました。
しかし、回転寿司でやっているところは少ないです。
カウンター寿司の店なら、食べられる確率も高いです。
もっと回転寿司で扱ってもらえるといいですね。
上の写真の、尾道の回転寿司「すし丸」さんでは、レギュラーメニューのようです。
(他にも、中目黒のある寿司店では、芽ネギ軍艦にうずらの卵をちょんと乗せた「芽ネギうずら」というものが評判らしいです。いつか食べてみたいです。)
一般人は芽ネギは購入できない?
芽ネギは、現在、ネット通販ならほぼ確実に手に入るようです。
また、デパ地下の「ミニ野菜」に強い所なら、販売しているかもしれません。
「姫ネギ」という名前で扱っている場合もあります。
1パック300円から500円ほどです。
普通の長ネギの値段を考えると、かなりお高いですね!
芽ネギとは?
芽ネギは葉ネギの仲間です。
「芽ネギ」という品種は、ありません。
ネギをわざと密集させて育て、小さいうちに収穫してしまうのだそうです。
(現在は芽ネギ専用種があるそうです。)
カイワレ大根や、ブロッコリースプラウト、などと同じような野菜ですね。
小さく育て、柔らかく、アクも少ない時に食べる、という野菜です。
栽培に手間がかかります。しかもいたみやすいので、出回ることがそれだけ少なくなります。
そのため、高級食材として今までは料亭などで扱われてきました。
回転寿司でもなかなか見かけないのはそのせいでしょうね。
芽ネギを水耕栽培物として発展させた方がいます。
それまでは土で育てる方法しかなく、育成から出荷まで非常に困難な栽培でした。
その方が水耕栽培に切り替え成功させたことで、大きく普及させることが可能になりました。
それまではカウンター寿司屋さんなどで、「ちょっと変わったレア食材」みたいな感じで出されてたのでしょうね。
今では一般の人が買えるくらいまでになりました。
芽ネギの旬は?
芽ネギの旬ですが、水耕栽培で可能になったということは、ほぼ旬というもの(収穫のピーク)というものは無いと考えていいのではないでしょうか。
年中、いつでも食べられると思います。
芽ネギはお寿司がいちばんいいのか?
芽ネギは寿司がポピュラーな使われ方ですが、ネギなので、ネギと同じ薬味として使うのもOKです。
刻み細ネギが合う料理には、芽ネギも合うでしょう。
和風パスタの飾りなど、おしゃれに使う場合もあります。
ほんのちょっぴりの量で数百円する、一般家庭としては「高級」な食材ですから、大切に使いたいですね。
また、薬味としての香りや新鮮なサクサクとした食感が命の食材ですので、できるだけ早く食べましょう。
買ったその日に食べる!くらいの勢いがいいでしょうね(^^)。
さいごに
今回は、まだまだ珍しい「芽ネギ」について、お伝えしました。
芽ネギを知っている、見たことある、という方は多いと思います。
しかし、良く食べている、よく買っている、という方はまだ少ないでしょう。
ネギのミニチュア、という感じです。
中はいっちょまえにしっかり空洞になっていて、「ネギ」です。
シャクシャク感と、細ネギよりも柔らかめのネギの風味がしておいしいです。
これを最初に寿司ネタにした方はアイデアマンだな、と思います。
作るのが大変なこと、いたみやすいので流通がたいへんなこと、このようなハードルがあります。
なかなか普及が難しいのかもしれませんが、大きなネギでは表現できない、繊細なおいしさがありますので、もっと広まっていき、価格も安くなり、使いやすくなるといいなと思います。
★関連:小ネギの旬はいつ?「わけぎ」や「あさつき」との違いは?保存方法は?