【魚】タチウオ(太刀魚)はどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?

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【魚】タチウオ(太刀魚)はどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?

(2020年12月20日・2021年1月7日・4月1日・7月13日、2022年9月28日更新)

今回は「タチウオ」についてお伝えします。

タチウオ(太刀魚)は、切り身や刺し身の形でスーパーでもよく見られる魚です。

 

とても長い魚です。

銀色に光っている長い姿形は、インパクトが強いです。

 

小骨が多く、正直食べやすい魚とは言えませんが、その味の良さから高級魚となっています。

塩焼きや煮付けでとてもおいしい魚ですよ(^^)/。

タチウオはどんな魚?

こちらが「タチウオ」です。

「太刀魚」と書きます。

 

太刀(たち)は長く大きな刀剣のことです。

銀色に光った姿、刀を思わせる姿、まさに長い刀そっくりですね。

 

タチウオは、上の写真のように、とにもかくにも長いです。

スマホのカメラに収めるには、本当に苦労する魚です(^o^;)。

 

1.5mくらいまで長く成長するそうなので、かなり大きいですよね。

幅も、標準は「指4本ぶん」などと言われますが、卵を抱えた大きいものなどは、もっと太いです。

 

  

タチウオは、スズキ目サバ亜目タチウオ科の魚です。

 

この魚は、北海道から九州まで棲息し、通年穫れることもあり、スーパーや小売店でよく切り身で売られています。

韓国では、このタチウオを使った料理がかなり広く普及しており、国民食とも言えるものになっています。

 

油との相性のいい、加熱調理にピッタリの魚なので、日本や韓国だけでなく、アジア、ヨーロッパでもよく食べられているそうです。

 

 

刀を意味する「太刀(たち)」に似ているから太刀魚、

立って泳ぐから「タチウオ」などが語源と言われています。

どちらの意味でもピッタリですね。

 

こうやって、群れで「立ち泳ぎ」しているときもあります。

 

しかし、普通に泳いでいる時も、もちろんあります。

 

この動画のタチウオはかなりすばやい動きをしています。

細長い体でいろいろ活発に動いているみたいですね。

 

 

タチウオ(太刀魚)の旬はいつ?

太刀魚は、北海道から九州までいて、年中穫れる魚です。

産卵期は長く、6月から10月です。

 

そして、日本国内の沿岸で穫れる太刀魚の旬は、秋から初冬と言われています。

だいたい、7月から10月です。

産卵期と、旬の時期がかぶっています。

 

  

タチウオは旬と言われる時期ではなくても、よく太っていて新鮮だとおいしいです。

春先でも、かなりおいしいものに出会ったことがあります。

 

卵を抱えたタチウオの個体は外から見るとけっこう太っています。

もし卵が入っていても、身は遜色なくおいしいです。

 

 

しかも、卵は煮付けたり塩焼きするとかなりおいしいので、卵を持ったタチウオを手に入れたらラッキーではないでしょうか。

 

タチウオの歯は刃!!鋭いので気をつけよう!!

タチウオの歯はかなり鋭いです。

刃物が出っ張っている、と思って、注意して扱ってください。

私も、何度もうっかり触って、手を切ってしまいました。

 

タチウオは、受け口で、鋭い歯も外側に出ているのです。

 

クロムツとタチウオは口へ手を持っていかないほうがいいですね。

テープカッターのあの刃の、もっと大きいやつを想像してしまいます。

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(※ちなみに、タチウオは、しっぽのほうは、かなり細いです。

ここはアラ扱いで、煮付けでダシがわりにしてしまうのがいいかもしれません。)

 

魚売り場では、タチウオを扱う時、まず頭をすぐに落としてから作業すると思います。

もし丸で手に入れた場合は、頭をすぐ落としてしまったほうがいいでしょう。

 

タチウオの捌きはちょっと難しそうですね(^o^;)。

でももし失敗しても、加熱しておいしい魚なので、どうとでもできるような気がします。

 

タチウオは油と相性のいい魚!加熱調理がおすすめ!

タチウオは、刺身はかなりおいしいです。

刺身好きにとってはたまりません。

 

しかし、身が柔らかい魚で、古くなりやすいので、刺身としてはあまり売っていないかもしれません。

スーパーでお造りにして売られているのを見つけると、私は嬉しくなってつい買ってしまいます。

 

この銀色の皮と身の間にうま味が凝縮されているのと、皮のコリコリとした食感がたまりません。

お店や寿司店でみかけたらぜひ食べてみてください。

 

切り身になると、こんな感じです。

 

加熱調理でかなりおいしい魚なので、様々な料理に向いています。

韓国でも、タチウオの鍋物は名物だそうです。

 

 

  

塩焼きも煮魚もどちらも甲乙つけがたいくらいおいしいです。

(上の写真は、塩焼です。)

 

さすが、サバの親戚筋、といった感じです。

 

他には、バター焼き、フライもおいしいです。

骨が細かくて鋭いので、小さいお子さんやお年寄りは注意が必要です。

 

 

焼いて甘辛く仕上げた「蒲焼き」もかなりおいしいです。

私はこれにハマってしまいました(^^)。

 

を見つけたら、これもかなりおいしいので、身と一緒に煮たり、塩焼きにするのをおすすめします。

 

干物で売られていることがあります。

これもおいしいので、見つけたらぜひ買ってみてください。

 

さいごに

今回は「タチウオ(太刀魚)」についてお伝えしました。

 

骨が若干めんどうだな、と思ってしまう魚ですが、味のよさ、美味さを思うと、そのめんどくささを置いても、ぜひ食べたいと思わされる魚です。

もし食べたことがなければ、ぜひ一度食べてみてほしい、ほんとうにおいしい魚です(^^)/。

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