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【魚】「カレイの王様/幻の魚」マツカワガレイはどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?(マツカワカレイ・松川カレイ)
(2021年1月3日・2022年6月14日更新)
今回は「マツカワガレイ」(松川カレイ)についてお伝えします。
かなりおいしいカレイで、刺し身で食べるのがおすすめの魚です。
加熱調理よりも刺し身がおいしい、という珍しいカレイです。
名前を覚えておいて、チャンスがあればぜひ食べていただきたいお魚です。
「カレイの王様」マツカワガレイはどんな魚?
マツカワガレイはカレイ科マツカワ属の魚です。
皮が、松の皮のように硬いところからこの名前が付けられたと言われています。
なので、「松皮カレイ」転じて「松川カレイ」とも表記されます。
マツカワカレイは、「幻の魚」「王鰈(おうちょう)」と呼ばれます。
ランクが高い、超高級魚となっています。
カレイ類はどれもおいしいですが、特に美味とされています。
もう一種、「ホシカレイ」というカレイがおり、こちらも高級魚です。
「東のマツカワ」「西のホシ」と言われているそうですよ(^^)。
マツカワガレイの主な産地は北海道の太平洋沿岸などです。
北の方にいる魚ですね。
スーパーにはほとんど並ばず、料理店、寿司店に行ってしまいます。
この魚は、養殖物が多いです。
北海道では、ある程度育てて放流しているそうです。
天然物はまれです。
このマツカワガレイも、養殖物と思われます。
天然物ですと、ヒレのところに規則的にきれいに文様が入っているそうです。
この個体は入っていないし、そもそも天然物がまれでもあることから、養殖物と考えたほうが自然です。
裏が黄色っぽいのも特徴なのですが、黄色いとオスです。
裏が白だとメスになります。
体長70センチほどまで大きくなります。
資源保護がされている魚なので、35センチ以上でないと獲ることができません。
なので、市場に出回るのはある程度育ってからになります。
カレイ中、もっとも価格が高い魚とされています。
やはりレアな存在でもあります。
魚屋、料理店、寿司店でもし見かけたら、チャンスですのでぜひ食べてみていただきたいです。
マツカワカレイはやっぱり刺身で!!
マツカワカレイの旬は、夏から秋です。
個人的には、9月頃のイメージがあります。
食感、旨み、脂のノリ…何もかもがおいしい魚です。
カンペキな魚ではないでしょうか。
やはり、この魚は刺身で食べないともったいない気がします。
肝もおいしく、湯通しもしないで、生で肝醤油にできるそうですよ。
(私は念のため湯通ししてしまうかも…(^o^;))。
ヒラメと同様、この魚は「エンガワ」がすごくおいしかったです。
あまりにもうまくて、いつまでも噛んでいたかったです。
非常においしい魚でした。
高値がつき、スーパーにほぼ並ばないのも分かります。
1回でいいから、寿司屋さんで食べてみたいと思いました。
他には、塩焼き、煮付け、唐揚げなど、カレイとして一般的な料理にも向いているそうです。
しかし、小さいものは出回ることはないですから、唐揚げなどには少々もったいないかもしれません。
やはり刺身がいちばんと思います。
アラは、塩を降って熱湯にくぐらせ、流水で洗ってから、水から煮出して作れます。
家にある野菜をパラパラと入れるといいでしょう。
(今回は水菜、大根があったので入れました。)
さいごに味噌を溶いてできあがりです。
かなりいい出汁が出ました。
すごくおいしいです。
アラがあればぜひ作ってみるのをおすすめします(^^)/。
さいごに
今回はカレイの王様、「マツカワカレイ」についてお伝えしました。
「幻の魚」と言われているだけあり、非常においしいカレイです。
料理店などで出会ったらその時がチャンスですので、ぜひ食べてみてください(^^)/。
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