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シークワーサーの標準和名は「平実レモン」!レモンと同じように使っておいしい!
シークワーサーはもう多くの人が知るかんきつ類になっていますよね。
ジュースや飲み物で活用されています。
しかし、関東ではまだまだ生の果実の状態で売られていることは少ないようです。
もし手に入ったらレモンと同じように使うとおいしいですよ。
今回は「シークワーサー」についてお伝えします。
シークワーサーは沖縄から台湾にかけて自生している、暖かい地域のかんきつ類!!
一見、スダチやカボスに似ています。
大きさも同じような感じです。
お店で「シークワーサー」と明記されてないと見分けが難しそうです。
シークワーサーは、標準和名は「平実レモン」です。(ヒラミレモン。)
ミカン科・ミカン属の植物です。
シークワーサーは「酸っぱいもの」くらいの意味の沖縄のことばです。
「シークワーサー」の呼び方のほうが圧倒的に流布していますよね。
シークワーサーは、沖縄から台湾にかけて自生しています。
上の写真は、10月はじめごろに買った、「青切りもの」になります。
未熟な青い状態で収穫する時期があります。(「青切り」)
青い状態だと甘みもまだ無いので、色んな料理に使えます。
完熟すると果皮は黄色くなり、糖度があがり、甘酸っぱくなります。
こうなると生食用になります。
シークワーサーは年に3度の収穫期があり、用途も違う!最近話題の人気のかんきつ!
上の写真のシークワーサーは、「青切りもの」になります。
8月から9月に収穫されるもので、酸っぱさを活かした「酢の物」など、お酢と同じように使う目的です。
(写真のものは9月下旬に入荷したものと思われます。)
果皮は薄く、実は大きく、かなりジューシーです。
種はどうしても多いみたいなので、絞ったら取り除くしかありません(^o^;)。
この時期を過ぎた10月から12月中旬のものは「原液ジュース」に加工されます。
巷でみかける「シークワーサージュース」の製品の材料となるシークワーサーは、主にこの時期のものです。
ジュースはシークワーサー独特のおいしさもさることながら、使い勝手もよく、今けっこう人気です。
一般家庭でこの時期のシークワーサーを手に入れたら、はちみつ漬けなどに加工する方もいます。
そして、黄色く熟す12月下旬から2月末までのものは「生食用」として流通します。
甘みが出ていてきっとおいしいのでしょうが、残念ながら、私は関東では売られているのを見たことがありません。
ぜひ食べてみたいです。
青切り時期のシークワーサーは、レモンと同じように焼き魚や酢の物に使うとかなりおいしい!!
生の、青いシークワーサーが東京にいながらにして買えてしまうのが嬉しくて、スーパーで見かけてつい買ってしまいました。
切ってみると、かなり果汁が多くてジューシーです。
スダチやカボスと同じように、焼き魚や、しらす、ちりめんなどにかけて、醤油も少し垂らして食べると最高でした。
スダチやカボスとはまた違った、爽やかさとおいしさがあって、非常に美味でした。
一見、似た見た目のかんきつでも、これらは3つとも個性が強くて、味もそれぞれ違っていて面白いと思います。
鍋物にも良かったです。
豚のバラしゃぶのつけダレとして、シークワーサーの絞り汁と醤油をあわせた、ポン酢しょうゆと同じようなものを作って食べたのですが、かなりおいしかったです。
和名に「レモン」と付くくらいですから、レモンと同じ感覚で料理に使って正解だと思います。
特に刺し身、焼き魚、酢の物、鍋物に活用するとたいへんおいしかったです。
シークワーサージュースなら、焼酎を割ったり、料理にも使えるし、けっこう便利です。
関東だと、ジュースになってるもののほうが手に入りやすいかもしれませんね。
完熟ものを生で売っているのは、私は見たことがありません。
流通も発達してるし、人の興味は多様ですので、売ってる大きなスーパーがあるかもしれませんね。
機会があれば買って食べてみたいです。
さいごに
今回は沖縄県が産地の「シークワーサー」についてお伝えしました。
爽やかな酸味の、味のいい、おいしいかんきつだと思います。
生の青切りモノの果汁は、焼き魚や鍋物に使うとかなりおいしかったのでおすすめです。
見かけたらぜひ買って食べてみてください(^^)/。
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