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【柿】富士柿(フジガキ)は富士山のような立派なおいしい柿!!
果物である柿にも多くの種類があり、秋になるといろいろ食べ比べるのも楽しいですよね。
今回は、富士山のように立派な「富士柿」(フジガキ)についてお伝えします。
富士柿(フジガキ)はどんな柿?
富士柿は、円錐形の珍しい形をした柿です。
「柿」といえば思い浮かべるような「次郎柿」や「富有柿」とは全く異なる形状です。
しかも富有柿などと比べ、全体的に大きくて重量があります。
色を見て、「柿の一種だな」とわかる感じですよね。
富士柿は、その見た目から、やはり富士山のようなので、昭和30年代に「富士柿」と名付けられました。
富士山のように堂々たる風貌、というわけです。
この品種そのものは、昭和のはじめ頃から、愛媛県から徐々に増えていったそうです。
富士柿の主な産地は?
写真の富士柿は、富士柿発祥の地である、愛媛県八幡浜産です。
富士柿の主な産地は、愛媛県八幡浜地区です。
「富士柿」として出荷されてるのは、愛媛県八幡浜地区産のみになります。
一定以上の品質をクリアし、規定の方法にてじっくりと渋抜きされたものだけに認められています。
こうやって徹底的にブランディングすることで、品種として品質が保たれ、価格を高く維持できます。
そうすると、贈答品向きの柿として周知できるんですよね。
富士柿は安定の美味しい柿、と多くの人がイメージする訳ですよね。
富士柿の旬はいつ?
富士柿が手に入る時期は、10月中旬頃から12月上旬位までです。
年末あたりまで食べられます(^^)/。
いちばんおいしいとされる旬の時期は、10月下旬頃から11月いっぱいまでです。
11月に楽しめる柿ですね。
富士柿はどんな味・食感?
果物に使う言葉ではないのですが、非常に「フルーティ」な柿だと思いました。
すごく「優しい」味です。
私が食べた個体は、とても柔らかかったです。
富有柿よりは柔らかいです。
まだ実がしっかりしている間は、甘さもほどよく、上品な味です。
いい風味があります。
私は、この段階も好きです。
これが熟してくると、トロトロになり、スプーンですくって食べたほうがよくなります。
甘さも増し、濃厚になります。
いくつか食べてみて、どの段階がお好みかで、自分の食べ方を決めるのもいいと思います。
さいごに
今回は「富士柿」についてお伝えしました。
見た目も味も立派な、おいしい柿です。
贈答品にもぴったりなので、ぜひ利用してみてください(^^)/。
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