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【果物】キウイの旬はいつ?日本国内の主な産地は?
今回は日本ではすっかりおなじみの果物、
「キウイ」についてお伝えします(^^)/。
キウイはどんな果物?原産地はなんと中国!!
キウイはマタタビ科マタタビ属の果物です。
原産地は意外にも中国の揚子江沿岸です。
原産地中国では「ビトウコウ」という名前でした。
「猿に似た果実」の意味です。
20世紀初頭に中国からニュージーランドにこれを持ち帰った人物がおり、
栽培をはじめ、改良を続けました。
ニュージーランドの風土に合い、しだいに本国のものよりいいものができるようになったそうです。
形がニュージーランドの国鳥「キウイ」に似ていることから「キウイフルーツ」と呼ばれるようになったのは、1950年代です。
日本には昭和40年代に入ってきました。
なので、日本にとっては、昭和時代からの付き合いになります。
日本での栽培は、昭和48年、石川県からだそうですよ。
キウイの国内での主な産地は?
キウイは、輸入ものもたくさん出回っています。
圧倒的にニュージーランドからの輸入が多いです。
日本国内では、九州から東北まで各地で広く作られています。
東京都内でも、栽培農家を見かけます。
主な産地は、愛媛県、福岡県、和歌山県、神奈川県などです。
品種もいろいろ開発されています。
「プリンスレッド」など中が赤い品種や、「ゴールデン」など中が黄色いもの、
「レインボー」など中がカラフルになっているものなど様々です。
国内産キウイの旬はいつ?
まず輸入ものが多くあり、国内では九州から東北まで広い範囲で作られている果物ですので、
通年安定して流通しています。
キウイは、きゅうりのように、スーパーに行けばいつでも買えるもの、というイメージがあります。
季節感をなかなか感じにくいかもしれません。
日本国内での収穫時期は秋から冬です。
洋梨と同じく、「追熟」が必要な果物です。
収穫してしばらく経ってから出荷されます。
なので、食べごろとしては、収穫時期と、それが終わってから1ヶ月ほど後になります。
国産ですと、10月から3月くらいまでです。
日本への輸入の9割を締めるニュージーランドは南半球にあり、季節が逆になりますから、
日本産のキウイが終わったころに、ニュージーランド産が出回るようになります。
ニュージーランド産キウイの旬は4月から9月です。
このおかげで、日本国内では通年生のキウイが手に入るわけですね。
フルーツソースも多く作られています。
生食だけでなく、お菓子やヨーグルトといっしょに…などなど様々な使われ方をしてますよね。
さいごに
今回は馴染みの深いくだもの「キウイ」についてお伝えしました。
「キウイフルーツ」と呼ぶべきものかもしれませんが、日本では「キウイ」と呼ぶほうが圧倒的なので、
ここでは「キウイ」とさせていただきました。
固さもそれぞれ好みがありますよね。
縦に持って、人差し指と親指で柔らかさを確認するといいそうですよ。
腹の部分を押すと果実が傷んでしまうので気をつけましょう(^^)/。
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