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【いちご】イチゴ(苺)の出回る時期や旬はいつ?主な産地は?
(2022年5月5日更新)
イチゴは、冬から春にかけてよく見かける果物です。
ケーキのイメージもあるからか、クリスマスの時期に多く出回ってますが、この時期のイチゴはなんだか酸っぱいことが多いです(^_^;)。
イチゴの旬は本当はいつなんでしょうか。
今回は「イチゴ(苺)」についてお伝えします。
イチゴはバラ科の植物!食べるところは実は花の一部!
イチゴは、バラ科の多年草です。
この真っ赤な、実際に食べるところは、正確には「果実」ではないそうです。
赤いところに見えている、ツブツブの「ごま」のようなものがほんとの「果実」です。
こうやって見ると、このツブツブはけっこう目立つし、イチゴの特徴を示す存在ですが、
実際食べると全く気にならないのがけっこう不思議です。
この可食部はとても痛みやすく、デリケートです。
気を使うレベルは、桃と同じくらいだと思います。
買って持ち帰ると、どこかしらぶつけてしまって、柔らかくなりおいしくなくなっている箇所がどうしてもでてきます。
なにかうまい方法が発明されるといいな、といつも思います。
イチゴの主な産地は?現在は大粒が好まれている!
イチゴは需要の多いくだものということもあるのか、生産地は多いです。
代表的な産地は、栃木県、福岡県、熊本県、静岡県、長崎県などです。
これらの産地には、けっこう有名なブランドになっているイチゴも多いと思います。
イチゴの品種は数多く、また時代の変遷もみられ、世代交代もあります。
現在の主な品種は、「あまおう」「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さちのか」「さがほのか」が5大品種と言われています。
ちなみに、上の写真のイチゴは「とちおとめ」です。
最近の傾向としては、大粒が好まれるそうです。
テレビや動画で見るような、一粒がかなり高価な超高級イチゴはたしかに粒が大きいですよね。
ここまですごくなくても、食べごたえがあり、甘みが強く、柔らかい、大きめのイチゴに人気が集まっているし、
消費者のほうも買いたがっているのは確かだと思います。
イチゴの出回る時期は?旬はいつ?
イチゴは、梅雨の時期や真夏には、一般のスーパーで見ることはあまり無いと思います。
ケーキ屋さんやスイーツでイチゴが使われていることがかろうじてあるだけで、食べても酸っぱかったり固かったりしてあまりおいしくないことが多いです。
イチゴが多く出回る時期は、やはりクリスマスの直前、12月半ばくらいからです。
そして、4月頭くらいまではスーパーなどで見かけます。
実は、イチゴを外で育てる「露地栽培」の収穫物である「露地もの」の時期は、3月から4月です。
イチゴは春先のくだものなんですね。
しかし、現代は特にクリスマスシーズンにイチゴの需要が急増しますので、イチゴ農家さんはハウス栽培などで、実際のイチゴが実る時期よりも早くできるようにして、収穫し、出荷しています。
イチゴは追熟はしないので、収穫時期=出荷時期になります。
店頭に多く並ぶのは、12月後半から2月くらいまでです。
その後、1月から3月くらいまでは、比較的安くなり、継続して売られています。
この時期のほうが、甘くておいしいような気がします。
イチゴの最後の時期は、粒もだんだん小さいものが増えてきて、「ジャム用」と称して、小さいものが出回ってきます。
春の時期の「ジャム用」とされている小さなイチゴは、実はそのまま食べてもおいしいんですよ(^o^)。
★関連:【果物】「ジャム用」と書いてあるとちおとめはそのまま食べてもおいしい!!いちごミルクにも!
私は、個人的にはクリスマスシーズンのイチゴはあまり好きではありません。
固くて酸っぱいことが多いからです。
それなりの有名な品種でも、酸味が強いような気がします。
そこで、コンデンスミルクや、砂糖+牛乳で食べるのですが…。
イチゴの、本来のおいしさを感じたいのであれば、3月から4月の露地ものをおすすめします(^^)/。
まとめますと、多く出回るのはクリスマスシーズンからで、
普通に買うことができるのは12月後半から3月・4月くらいまで、
イチゴの露地ものの本来の旬は、3月から4月、ということになります。
出回り初めは高価です。
比較的安く多く出回り、そして味もよいと言える時期は、1月から3月です。
4月をすぎると、痛みやすくなってきます。
さいごに
今回は、イチゴの産地や出回る時期、旬についてお伝えしました。
甘くて食べごたえのある、うまみのあるおいしいイチゴを食べたいなら、やはり旬である春先ではないかなと思います。
酸味の強いものはコンデンスミルクをかけたり、いちご牛乳にするのもおいしいですよね。
ビタミンも豊富らしいので、寒い時期の栄養補給にもおすすめです(^^)/。
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