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【魚】スズキ(鱸)の旬はいつ?主な産地は?おいしい食べ方は?
(2021年7月18日更新)
今回は、「スズキ(鱸)」についてお伝えします。
白身魚で、生食でも加熱調理でもどちらでも美味です。
洋風・和風どちらでも合います。
あまり手間をかけずにおいしく食べられますよ(^^)/。
スズキは白身魚の代表格!日本人には古くからなじみ深い魚!!
スズキは、スズキ目スズキ亜目スズキ科スズキ属の魚です。
標準和名は「スズキ」です。
漢字で書くと「鱸」です。
難しいですね(^_^;)。
スズキは、古くから日本人にはなじみの深い魚です。
真鯛とならび、白身魚の代表格です。
生息地は、日本国内から朝鮮半島、中国辺りまでと広範囲です。
「アジア圏の魚」と言えます。
スズキの仲間になる魚はとても多いです。
分類学上、スズキはかなり大元に居る魚ですね。
日本人との古くからの付き合いも関係しているのかもしれません。
(※さかなクンの動画は、楽しくスズキのことを学ぶことができますよ(^^)/。)
だいたい5段階を踏む、「出世魚」でもあります。
(コッパ→ハクラ→セイゴ→フッコ→スズキ)
水がきれいだった江戸時代には、高級魚でした。
水質汚染が深刻だった時には、スズキにも臭いがつくことがあったりして、敬遠されることもありました。
環境が回復し、水質もよくなってきている現在、またその価値が見直されて、価格も高くなってきているそうです。
スズキの主な産地や旬は?
スズキは、日本各地から朝鮮半島、中国くらいまで広く生息しています。
日本国内では、特に東京湾でよく獲れます。
千葉県が、現在日本で最も水揚げのある地域となっています。
スズキは「夏の白身の代表」と言われています。
地域差はありますが、秋から初春くらいまで産卵期です。
それを過ぎた、梅雨入りから10月くらいまでが、スズキの旬です。
梅雨入りしてスズキを見つけたら買って食べてみましょう(^^)/。
スズキのおいしい食べ方は?
【スズキ】夏の白身の代表格。成長とともに名前が変わる出世魚で、江戸前ではセイゴ、フッコ、スズキと呼ばれます。日本人とは馴染みが深い魚で、「古事記」にも登場します。写真は千葉県片貝(九十九里町)産。「洗い」が有名ですが、刺身や焼き物、蒸し物や椀種、洋食にも使われ、その用途は幅広い。 pic.twitter.com/52NfCYSb4M
— ザ・豊洲市場【公式】 (@toyosu_shijou) July 28, 2020
スズキは、生息地の水質が良いところであれば、刺身がおすすめです。
臭みを感じない、新鮮なものであれば、まずは刺身でどうぞ。
脂がのっていると、さらにおいしいです。
よく噛んで味わうとうまみが出てきます。
少しクセを感じるときもありますが、しょうゆやわさびで緩和できると思います。
鮮度がよいと、身に透明感があります。
ねっとりとした食感で味わいがあります。
寿司ネタにもよくなっていますよね。
白身魚が好きな人にはスズキが好きな人も多いです。
(しかし魚への好みは本当に千差万別、人それぞれです。)
焼き魚、濃いめの味の煮付け、もおすすめです。
私が個人的に好きなのは、アクアパッツァなどの、オリーブオイルをふんだんに使った、洋風の加熱調理です。
油との相性がいいのですが、特にオリーブオイルとはかなり相性がいいと思います。
今回は、買ってきた切り身に塩コショウをふりかけ、小麦粉をはたき、油で焼きました。
こんなに単純でシンプルな料理でも、スズキの身に脂がのっていたこともあり、かなりおいしかったです。
ソテーですと、身はフワフワになり、うまみも強く、味が良いです。
骨は固くはないですが、大きいです。
切り身で売られている場合、骨があることがありますので、注意しましょう。
ただ焼くだけでもおいしい魚ですので、あまり魚料理をしたことがない…という方にもおすすめの魚だと思います(^^)/。
さいごに
今回は「スズキ(鱸)」についてお伝えしました。
昔からの高級魚だけあり、身は白くて美しく、味も濃厚でおいしい白身魚です。
白身の魚が好きな方には、真鯛と並び、とてもオススメです。
最近は、スーパーでも切り身で売られることが増えてきているようです。
見かけたらぜひ買って食べてみてください(^^)/。
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